くらし情報『スピルバーグに発掘された新星『戦火の馬』ジェレミー・アーヴァインが語る馬との“絆”』

スピルバーグに発掘された新星『戦火の馬』ジェレミー・アーヴァインが語る馬との“絆”

そういう世代の子供たちの多くは、何か夢中になれる別のことを見出して、両親の問題を見ないで済むようにしているんじゃないかな。アルバートにとって、それがジョーイという馬だった。それでも、彼はまだ子供だから、ジョーイは兄弟のような、親友のような存在になっていったんだ」。

これまで『シンドラーのリスト』、『プライベート・ライアン』と戦争を題材にした名作を送り出してきたスピルバーグ監督だが、それとは一線を画す本作の魅力について、ジェレミーは「典型的な戦争映画でないことは、観てすぐに分かるよ」と断言する。
「これは兵士たちが機関銃を持って走り回ったり、敵をせん滅させたりすることを描いた映画ではない。あくまでも登場人物たちを中心に展開され、その人物たちはあの馬に影響を受けて心を通わせた様々な人々なんだ。この物語があらゆる世代の人々の心を捉えるのは、これが“少年と馬”の関係を描いたものだからじゃないかな。人間と馬の関係は何世紀も前にさかのぼるものだし、ある意味DNAに書き込まれているとさえ言えると思うんだ。
何百年もの間、人間は馬の力に頼ってきたし、馬をまるで人間のように扱っていたんだ。愛犬とかペットとの関係について語る人はたくさんいるけれど、馬についてはそれとは1つレベルが違うんじゃないかな。

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