【シネマモード】“ウェストマーク”が美のポイント、映画×クラシカル・ファッション
(Photo:cinemacafe.net)
ここ数年、ファッションの世界にはクラシカルな波が押し寄せています。毎年、様々なクラシカルスタイルが復活。それらはもちろん昔のまま登場しているのではなく、モダンなテイストを取り入れつつファッションの新たな可能性を切り開いています。
そんな流れを無視できないのが映画界。この春公開されるいくつかの作品にも、クラシカルな風きこんでいます。例えば、1950年代に活躍したハリウッドの大スターを描いた『マリリン7日間の恋』、60年代のミシシッピ州を舞台にしている『ヘルプ~心がつなぐストーリー~』などは、女性がメインキャラクターであるだけに、華やかなクラシカル・ファッションを楽しむことができます。今回のコラムでは、この2作にプラスして、今年3月19日(月)から映画・ドラマ専門BS局IMAGICA BSで日本初放送される米ドラマ「PAN AM/パンナム」(毎週月曜23:00~放映)の話題を交えて、50~60年代のファッションについてご紹介していきます。
何と言っても、この時代のスタイルは、女性らしさを最もおしとやかに強調できるところが魅力。
現代のように露出の多い服はあまりなく、席巻していたのは上品なワンピースやスーツ。