トム・ハンクス×ジュリア・ロバーツインタビュー 仲良しの秘訣は「家族第一主義」?
と感じてしまう。でもこの作品は、こうした暗い経済状態を誰もが分かる言葉で説明しながら、「解決策は個人の中にある!」と、やさしく教えてくれるの。人はみんな、自分の人生を再生する可能性を持っているってね!だから私はトムのこの作品に出演することを決めた。この暗い時代を乗り越える可能性は、その人の中にあるというメッセージを伝える作品に参加したかったの。
ある日突然、職を解雇され再スタートを切るべく大学へと通い始めるラリー。彼の姿は、あらゆる可能性を感じさせてくれる。初めての大学での講義、一回り以上離れた世代の同級生、彼の前には新しい世界が広がるが、中でも車通勤からスクーター通学へと切り替えるというエピソードは印象的だ。実はこのスクーター探しには、トムのこだわりが相当あったそうで…。
トム:ヘルメットを選ぶだけでも一苦労だった。13個試して、一番マヌケに見えないのを選んだ。人生を変えたいなら、まずスクーターを買うことを薦めるよ!自然と笑顔になるし、危険と背中合わせで生きていることを思い出させてくれる。車を捨てて、全身に風を感じながらスクーターで街を走ると、これまで知らなかった喜びを覚えるよ!
トム扮するラリーとジュリア扮する教師・メルセデスがヘルメットを被り、スクーターに2人乗りするシーンもとびきりキュート。