くらし情報『綾瀬はるかインタビュー 常に信じ続ける「“技”ではなく“感情”」の芝居』

2013年5月28日 12:39

綾瀬はるかインタビュー 常に信じ続ける「“技”ではなく“感情”」の芝居

浩市役の佐藤さんとは、CMやドラマのゲスト出演などで共演したことはあるが、これだけじっくり共に演じたのは今回が初めて。
「ストイックで、作品や役のことをすごく考えてる方だなって思いました。私自身は自分が最初に受けた感覚でやるタイプですけど、健くんは結構緻密に考えてるのかな、と現場で見ていて思いましたね。クランクインしてすぐは、どういう風に演じるのか、様子を見ていた感じでしたけど、撮影の途中から仲よくなりました。お互い素直に思うことも言い合っていたし」。

淳美と浩市は、乾緑郎の原作小説「完全なる首長竜の日」では姉弟の設定だ。映画では一緒に暮らす恋人同士だが、“首長竜”という謎めいたモチーフも介在する幻想的なラブストーリーでは、手を繋いで夢想の世界を歩む2人には童話の主人公のような可愛らしさや健気さがある。

「手を繋ぐのは、健くんが提案していましたね。
監督はやっぱりすごい、とこのときも思いました。無駄なものは一切撮らないし、自分の中で動きや画をきちんと決めているんだけど、出演者のちょっとした意見や疑問にちゃんと応えてくれる。ロケ中に雲で向こうの建物が見えなくなれば、『セリフを変えて“何も見えない”って言いましょうか』とか、すごい柔軟なんです」。

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