【インタビュー】松田美由紀 高まる表現欲、ファインダー越しのコミュニケーション
でもある時、子育ても終わって、ひとりになって、噴火しそうになったんです。マグマが頭から出て、溶岩で顔がベトベトになりそうなくらい、爆発しそうで…。そこで『私にはやりたいことがあるんだ!』と思って、4年かけて『松田優作全集』を制作したんです(※アートディレィションを担当)。愛を注いでそれを作った時、何かが花開いて、いろいろやってみようと思いました」。
そこから女優、写真家に短編映画の監督、エッセイとそれぞれに方法の違う表現で自らの思いを世に訴えた。
「そうしたら結局、全部一緒だって気づいたんです。女優として自分の体を使って表現するのも写真も同じなんだなって。多方面から、自分を客観的に見られるから、いろんなことをやってみてよかったなと思います」。
(text:cinemacafe.net)
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