2014年3月6日 16:29
【インタビュー】夏目三久 目の前の仕事の積み重ねが生んだ『ドラえもん』声優挑戦
「マツコ&有吉の怒り新党」でマツコ・デラックス、有吉弘行という希代の毒舌家に挟まれ、時に集中砲火を浴びつつもそのやりとりが面白いのは、彼女自身もそのかわいらしい外見とは裏腹に心の奥にしっかりと“毒”を抱えているからなのかもしれない。「笑ゥせぇるすまん」という答えに妙に納得させられてしまう。
ちなみに上記の「怒り新党」への出演を、彼女自身、これまでのキャリアにおける最も大きな出会いと転機だったとふり返る。
「フリーランスになって、初めてのお仕事という意味でもそうですし、やはり有吉さんとマツコさんに出会えたというのも自分にとってはすごく大きなことでしたね」。
元々、アナウンサーを志したのは東京外国語大学(ベトナム語学科)に在学中のある出来事がきっかけだった。
「外国語を学んだことで日本語をもっと勉強したいって感じたんです。授業で『外国語の習得には日本語の習得が必ず必要で、その2つは比例する』と教えられまして、具体的に授業で習ったことは覚えてないのに(笑)、その言葉は忘れられずに強く印象に残っていて『日本語を勉強するって何だろう?』と考えて、美しく正しい日本語を仕事にするアナウンサーと職業が頭に浮かんだんです」。