2015年2月12日 15:02
榮倉奈々&豊川悦司『娚の一生』、タイトルの“娚”に込められた想いとは?
正解は、女偏に男と書いて「娚」。さらに「娚」という字を調べてみると、「読み:なん、めおと」。つまり、「娚(おとこ)」は当て字なのだ。
なぜ、難字「娚」にしたのか?西炯子氏はこれについて「“おとこのいっしょう”という音が先に決まりました。ところが“男”という漢字では、海江田醇だけが主人公に見える。確かに、海江田が、初恋を忘れられないまま長く生き、一生を終えようとしていたところに再び恋をして、やっとひとりの女性に行きつく話ですが、それと同時に、都会で忙しく働き、男のように生きてきた女つぐみの話でもある。ですから、男として生きていかざるを得ない女性の話であり、男と女の話、という意味で“娚の一生”としました」とタイトルに込めた想いを語った。
映画でも“男と女”の2人が主人公で描かれている。
西炯子氏の想いを汲み取った榮倉さんと豊川さんのそれぞれの演技に注目してみて。
『娚の一生』は2月14日(土)より全国にて公開。
(text:cinemacafe.net)
■関連作品:
娚の一生 2015年2月14日より新宿ピカデリーほか全国にて公開
(C) 2015 西炯子・小学館/「娚の一生」製作委員会
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