『百日紅』が仏アヌシー国際映画祭出品! 宮崎駿、高畑勲作品に続く最優秀賞に期待
とアニメーションならではの本作の魅力を強調する。
松重さんも、北斎の代表作である「富嶽三十六景」のひとつで、大波の向こうに富士を描いた「神奈川沖浪裏」がアニメーションで表現されることに触れ「僕は神奈川県民ですが、こういう波は見たことがない(笑)。北斎はどこを切り取ってどういう富士が描きたかったのか?天才の目線がすごいものを見ていると再確認しました」と語り、これから映画を見る観客の期待を煽った。
なお、本作は第39回アヌシー国際アニメーション映画祭(フランス)の長編コンペ部門に出品されることが決定!2600を超える作品の中から、栄えあるコンペ部門への招待となった。過去には『紅の豚』(93年度/宮崎駿監督)『平成狸合戦ポンポコ』(95年度/高畑勲監督)が日本映画として同部門最優秀作品賞のクリスタル賞を受賞しているが、日本の文化を描いた本作に海外の観客、批評家がどのような評価・感想を抱くのか、期待が高まる。
『百日紅~Miss HOKUSAI~』は5月9日(土)より公開。
(text:cinemacafe.net)
■関連作品:
百日紅~Miss HOKUSAI~ 2015年5月9日より全国にて公開
(C) 2014-2015 杉浦日向子・MS.HS/「百日紅」製作委員会
二宮和也×波瑠共演『アナログ』11月20日よりPrime Videoにて見放題独占配信