2015年6月29日 05:00
個性派・佐藤二朗、『インサイド・ヘッド』で声優初挑戦「大人の心にこそ響く」
演じる<ビンボン>とは、幼いころのライリーが空想で創り上げた“空想上のともだち”。竹内さん、大竹さんがそれぞれ演じるヨロコビとカナシミが頭の中の司令部から放り出された先で出会う、物語の重要なカギを握るキャラクターだ。3歳のころ、動物が大好きだったライリーが、大好きな動物を掛け合わせて創り出した最初の友達という設定で、見た目は猫や象、綿あめのような体の質感と鳴き声はイルカ、涙がキャラメル味のキャンディと、そのインパクトある特徴とかわいらしい動きは、一度見たら忘れられないほどインパクト大。
ビンボンはすでに予告編にも登場し、ヨロコビ、カナシミと行動を共にしていたが、その声を誰が演じているのかは謎に包まれてきた。ビンボンのかわいらしい外見と、個性派俳優の佐藤さんのイメージはかけ離れているように見えるが、ディズニー担当者は「幼いライリーが空想で頭の中に創り出した純真無垢な友だちが、ビンボンというキャラクターです。佐藤さんの演技がビンボンの無垢で子どものように純粋な声を表現されていたこと、また、大きく包み込むような優しさが決め手となり、たくさんの候補の中からビンボン役に決定しました」と、その起用理由を語る。