2016年2月10日 06:00
岡田将生×松坂桃李×柳楽優弥、“ゆとり世代”の逆襲描く!? 宮藤官九郎脚本ドラマ「ゆとりですがなにか」
山路は杉並区阿佐ヶ谷南小学校教師で4年2組の担任。児童からは“やまじー”と呼ばれている。小学校という教育の現場で、皮肉にも“脱ゆとり教育”の洗礼を受けているが、“ゆとり先生”と揶揄され、クラスの学力も低下。教頭をはじめとする学校からの要望と、保護者からのクレームの板挟みに。そんな中、教育実習でやってきた女子大生から告白されて…。
そして、1987年東京生まれの道上まりぶ役には、朝ドラ「まれ」で大ブレイク後も『ディストラクション・ベイビーズ』などで注目を集める柳楽優弥。住所不定、現在は客引きとして繁華街を転々とする日々の道上。エリート一家に生まれ、成績優秀、スポーツ万能で「東大以外は大学じゃない」と豪語するビッグマウスで有名だったが、受験に失敗。
それから10年、年上の嫁と生まれたばかりの娘とともに六畳一間で暮らし、生活に追われながらもいまだ合格を目指して、現在11浪中…。
日々奮闘しながら生きるアラサー男子が、“ゆとりなんてない”ことを主張する社会派ヒューマンドラマになるという本作。人間愛にあふれた宮藤さんの鋭い観察眼と独特のユーモアに彩られた風刺で、“ゆとり世代”のリアルを見せつけてくれそうだ。