くらし情報『【インタビュー】知英、女優として自分らしく生きる覚悟を「自分を信じて歩んできた」』

2016年6月30日 21:00

【インタビュー】知英、女優として自分らしく生きる覚悟を「自分を信じて歩んできた」

「誰かの真似をしたくはなかったので、自分が男性だったらどうするかという考えを土台にしたんです。撮影中の3日間は、心の中で自分は男だと言い聞かせていました」。

実はソヨンに入り込みすぎて、次の作品でも男っぽさが消えず、指摘されてしまったという。外見や仕草は、役に入るための重要な鍵となる。だが、それはあくまでも役作りでのハード面だ。ソヨンのカッコ良さは、むしろキャラクターのソフトである内面の男前っぷりにある。「特に、カッコよくみせなきゃとは思わなかったんです。もちろんタバコをくわえたり、服装が男っぽかったり、外側の要素はすべてが強かったので、そこで外見的なカッコ良さは表現できると思っていました。
だから、自分がカッコ良さを意識し過ぎると、ちょっとオーバーになっちゃう気がして。だから、とにかく心を強くすることで、ソヨンの内面を表現したいと思いました」。

トランスジェンダーの男性で、まだ社会では好奇心を持ってみられてしまうソヨン。居場所を求めて日本に留学してきたという設定だ。「韓国では、女性だった自分を知る人が多いということで、より難しい生活を強いられていたのかもしれない。だから、より自分らしくいられる日本に来ることを選んだのでしょう。

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