くらし情報『【インタビュー】菜々緒、“悪女”は「自分の持ち場」メイクも自らミリ単位で趣向を凝らす』

2016年12月22日 17:20

【インタビュー】菜々緒、“悪女”は「自分の持ち場」メイクも自らミリ単位で趣向を凝らす

Photo by cinemacafe.net

奇才・三池崇史監督の新作にしてシリーズ第2弾の映画『土竜の唄 香港狂騒曲』(12月23日公開)に刺客として送り込まれたのが、モデルで女優の菜々緒。生田斗真演じる潜入捜査官・玲二と敵対する、美脚のヒットガール・胡蜂役。イメージやレッテルの固定化をネガティブに捉える役者が少なくない中で、菜々緒さんは“悪女”イメージを嫌がるどころか、ポジティブに受け入れ、その期待に応え続けている。なぜなのか。

「私は生まれながらの悪女顔。それに女の子らしい声でもない。それを十分理解しているので、だったら悪女という自分の持ち場で頑張ればいいと思う。周りの意見を気にして仕事をしているわけではなく自分が好きでやっているわけだから、レッテルもイメージも全然気になりません」とどこ吹く風。
いまの自分に求められているポジションを自覚している。

自覚すれば客観的に物事を見ることが出来る。悪女を演じる際に大切にしているのは、パブリックイメージ通りの存在になること。メイクも悪女に変身するための重要な要素で「悪女と一口に言っても様々なバリエーションがあり、メイクによって印象もガラッと変化する。だからメイクはすべて自分で。役によってミリ単位で変えています」

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