くらし情報『【インタビュー】菜々緒、“悪女”は「自分の持ち場」メイクも自らミリ単位で趣向を凝らす』

2016年12月22日 17:20

【インタビュー】菜々緒、“悪女”は「自分の持ち場」メイクも自らミリ単位で趣向を凝らす

と逃げや甘えは、何よりも自分自身が許さない。

そんな真剣さが、監督のヴィジョンを遙かに超える瞬間がある。トイレのつまりを治す道具ラバーカップを顔面に押し付けられるシーンでは「どうやったら三池監督が満足するかと考えて、思い切り白目をむくアレンジを加えました。そうしたら1発OKで監督もご満悦。いかにスタッフを笑わせるか、笑ったモノ負けのような気持ちでしたね」と女優魂炸裂。“美しく映る”のではなく“作品世界に染まる”のが何よりも誇らしい。

三池監督作品はただでさえ海外で注目される。菜々緒さんの熱量と雄姿も国境を超えるか。
「海外からお声がかかったらすぐにでも。『スーサイド・スクワッド』のようなぶっ飛んだアクションでクールな刺客を演じたい。刀を振りまくりますよ」と夢は広がるばかり。今年も活躍の1年となったが「漢字1字で表すなら“出”。感情的な部分でも思い的な部分でも、色々なものが出まくりのダダ漏れの1年でした。十分に出し切った感がある」とフルスイングを実感している。

来年はNHK大河ドラマ「おんな城主直虎」、TBS系連続ドラマ「A LIFE~愛しき人」、映画『銀魂』公開と目白押し。出し切ったと言いつつも菜々緒さんは「来年も限界を決めず、行けるところまで行く。

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