2017年5月29日 12:45
若きエイズ活動家たち描く『BPM(Beats Per Minute)』、カンヌでW受賞
この作品は、エイズで亡くなられた方へのオマージュであるとともに、頑張って生きている方々を勇気づけるものでもあります。勇気を持って闘い続けている人、当時命を懸けて(ACT UP)の活動を行った人を想い、この作品を作りました。本当にありがとうございました」と語った。
すでに各誌で絶賛を受けており、「Variety」誌では「21世紀、世界的に、中でも特にゲイコミュニティに影を落としたヘルス危機を、アメリカ以外の視点から描いているのは稀で貴重。『フィラデルフィア』や『ダラス・バイヤーズクラブ』のような政治色の強いAIDSドラマと比べて熱が感じられる」と評し、「主人公のショーンとネイサンの優しく互いを支え合うロマンスは、それぞれの人間性の奥深い部分を見せてくれる」とコメント。
また、「IndieWire」誌は「感動的なラブストーリーであると同時に、社会的活動が無関心な人々の目を覚めさせるためにいかに有効的かを証明していて、政治的にも関心も呼ぶにちがいない!」、「VANITY FAIR」誌では「パルム・ドール候補に挙げられるのも納得!AIDS患者の数が増えているにも関わらず、1980~1990年代のトラウマが薄らいでいってしまっている中、きちんと配給およびマーケティングされることを願っている」と評している。
(text:cinemacafe.net)
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