2017年7月5日 16:00
【インタビュー】キアヌ・リーブス 美しいアクションの裏に光る努力「求めるレベル以上を目指したい」
「できることならフィッシュバーンに演じてほしい…」と想定していた監督の願いを叶えたのはキアヌだった。
「キアヌがロサンゼルで偶然ローレンスに会ったときに、ジョン・ウィックの『2』に出演しないか?って聞いてくれてね。『すぐに脚本を送ってくれ!』と、即答で出演OKしてくれたんだ。キアヌ・リーブスとローレンス・フィッシュバーン、大好きな俳優が揃って出てくれるなんて!本当に嬉しかった。2人の最初の共演シーンは屋上のシーンだったんだけど、感動して見入ってしまって、カットをかけ忘れて、ローレンスに『いつカットって言うんだよ』って急かされてしまったんだ(笑)」。微笑ましいエピソードだ。
また今回の撮影舞台はニューヨークとローマ。そこにも「美しい景色を背景にしたアクションは映える」という監督のこだわりがある。
「ジョン・ウィックの世界を作るうえで、アクションだけでなくロケーションに関しても、いままで見たことのないものを作らなければならないと意識した。キアヌとプロダクションデザイナーと話し合って、それに見合ったスポットをニューヨークで見つけた。たとえば、ワールド・トレード・センター駅での撮影は映画史上初だったんだ。