くらし情報『ドクターヘリ操縦士が語る「コード・ブルー」の“リアルさ”とは!?』

2017年8月28日 19:00

ドクターヘリ操縦士が語る「コード・ブルー」の“リアルさ”とは!?

ああいったことは実際にもやるんですよ。数分を削るためいかにして搬送する病院に近づくか?ドクター、ナースが患者の治療を最優先に行うためにランデブーポイントを変えるんです。あの緊張したスピード感を見事に西浦監督が表現されていたのも、すごいなと感動しました」と具体例を挙げた。

小泉さんは「重複要請が入ったときに地上とのランデブーポイントが2つ設定されたら、どの順番で向かうか?」などを医療者とコミュケーションしているという。「決めるのはドクターなんです。そういったやりとりはとても大切で、機内ではいつも話しています。ただしランデブーポイントを2つこなしたら燃料が持たない…というような運航に関する私のデシジョン(判断)に対してドクターが反対したりするようなことはありません。逆に私がドクターの治療に関して口を挟むこともあり得ません。
プロフェッショナルとしてのお互いの領域には踏み込まないんです」と実際の業務中のドクターとの関係性も語ってくれた。

実際にドクターヘリに搭乗する小泉氏も「リアルだ」と語る「コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~THE THIRD SEASON」。改めて本作で描かれるドクターヘリとそれを取り巻く人々の姿を目を凝らして欲しい。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.