2017年9月26日 13:00
【インタビュー】デビュー10年目の清野菜名、バネは週5バイトの苦節「踏ん張って耐え抜く自信」に
10月で23歳を迎える清野さんのビジョンは明確だ。『パーフェクト・レボリューション』では、“I Have a Dream”を座右の銘とする感情の起伏が激しいエキセントリックなヒロインを熱演。「普段から小説も頭に文字が入ってこなくて熱中して読めないタイプ。でもこの台本は開いた瞬間から時間を忘れるくらいに一気に読めました。演じたミツも台本を読んでいるときから頭の中で勝手に動き回ってくれて、役作りを悩むこともなかった。そんな経験は初めて」と思い入れたっぷり。
相手役のリリーさんとは初顔合わせとなるが「イメージそのままの裏表のない、居心地のいい方でした。恋人という設定なので仲良くなりたいと思っていたけれど、勝手に仲良くなれた印象。
すぐに友達以上恋人未満の雰囲気になることができて、撮影中は一緒にお酒を飲んだりしました」とリリーさんの人たらしぶりに感謝。
リリーさんとはラブシーンにも挑戦したが「キスシーンはお互い気にしていた部分でもあったので、『2人で同じ種類のガムを食べる』と約束しました。緊張は全くありませんでした。お互いミツとクマピーに成り切って。その瞬間は友達以上恋人未満を超えていたかもしれません」とはにかんだ。
(text/photo:Hayato Ishii)
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