2017年12月29日 19:00
【独女のたわごとvol.40】全てが期待以上! 王座争い・恋愛・親子ドラマが詰まった“インド発ヒーロー映画”
『バーフバリ 王の凱旋』という映画です。宣伝文句に「すべてを超えた! インド映画史上最大のスーパー・エピック・スペクタクル!」とあって、いやいや何が何でもそれは言いすぎでしょ? 盛りすぎでしょ? と、観てみたら──嘘じゃなかったです、もの凄い映画でした(疑ってすみません…)。
映画ツウの人やインド映画好きの人は知っているタイトルだと思いますが、映画館に行くのはたまに…という場合、なかなかこのタイトルにはたどり着かないですよね(多分…)。『王の凱旋』はシリーズ2作目らしいのですが、1作目を観ていなくても全然OK! 分かりやすく解説されるのでご安心を。
何が凄いかって、スケールの大きさとドラマチックさと、何よりも主人公のバーフバリのキャラクターです。強さも、優しさも、人望も何もかも破格で、めちゃくちゃ格好いい。男の中の男を見つけてしまった気がしました。演じているのはプラバースという俳優です。
物語は、ものすごく簡潔に言っちゃうとですね、マヒシュマティ王国の王座争いの話、権力を持つ母親とその息子たちの話で、みんなから愛されるバーフバリと暴君的な兄弟との争いが描かれます(ざっくりすぎですが…)。