2018年1月18日 04:00
尾野真千子、映画主題歌に“初”挑戦! 原作者とデュエット『素敵なダイナマイトスキャンダル』
歌が上手くて、声が超カワイイです。女優さんってスゴイ!
(収録時のエピソードについて)尾野さんは2時間ほどでレコーディングが終わりましたが、僕は2日かかりました。一緒に行った妻が焦って、菊地さんに「スエイは歌えるんです。荒木経惟さんのパーティでよく宗右衛門町ブルースを歌うんです」と言っていました。カラオケじゃないんだから。
冨永昌敬(監督・脚本):「山の音」は、菊地さんと小田さんによって書かれた『素敵なダイナマイトスキャンダル』のエピローグです。これほど「主題」を補完してくれる主題歌はありません。たとえば歌詞の「地下鉄のトンネル」という一節(そんな場面は本編に存在しないし、そんな場面を撮りたかったと監督が思うほど、まさに補完)には、エンドクレジットの黒い背景も相まって無性にイメージを掻き立てられます。
そして尾野さんと末井さんの歌唱は、2人のあたたかい声によって音響的な高揚を画面にもたらし、なお、散り散りに消えてゆく母と探し求める息子といったキャラクターさえ感じさせてくれるでしょう。この歌の魅力は、キャスティングの鮮やかさにまったく留まりません。じっくり聴いてほしいと思います。
『素敵なダイナマイトスキャンダル』は3月17日(土)よりテアトル新宿、池袋シネマ・ロサほか全国にて公開。
(cinemacafe.net)
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