くらし情報『【インタビュー】世界国際女性デーで開催される「ウィメンズ・マーチ東京」は、女性が抱える“モヤモヤ”を共有する場』

2018年3月7日 18:05

【インタビュー】世界国際女性デーで開催される「ウィメンズ・マーチ東京」は、女性が抱える“モヤモヤ”を共有する場

ぜひ、ご自身の好きな格好でご参加いただければ嬉しいです。持ち物は、ぜひ自作のプラカードを作って持ってきてほしいです。気持ちを言葉にするのは難しいときもありますが、このウィメンズ・マーチをきっかけに、参加者のみなさんが、ご自身の気持ちと向き合うことが大切です。今感じている「言いたいこと」を自由に書いて、掲げてください。

女性個人が抱える悩みなどを社会に可視化させていくことは、今後どういった変化を与えると思いますか?

濱田:個人で悩みを抱えていると、この悩みが自分だけのものなのではないか、こんな悩みを抱えているのは、結局のところ、わたしが「うまく対応できない」せいではないかと考えがちだと思います。これに対して、これまでフェミニズム運動は、自分と同じような悩みを他の人も抱えている、そして、その悩みは個人の問題ではなく、社会や政治の構造に関わる問題であることを明らかにしてきました。この考えは、フェミニズム運動の有名な「個人的なことは政治的なこと」というスローガンに表現されていると思います。

これまで、悩める個人が、信頼できる仲間と共に声をあげることで、既に多くのことが変革されてきました。
女性も政治に参加できるようになり、数々の不平等な法律を変え、差別的な職場の環境を変え、家庭の中の暴力を許さない社会を作ってきたのは事実です。

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