司会を務めたジミー・キンメルと、アメリカではおなじみの不仲芸のコントをノリノリで披露したのは記憶に新しい。
■“普通”を見失わない魅力とは
マット自身は若い頃にはウィノナ・ライダーを始め、クレア・デインズやミニー・ドライヴァー、ペネロペ・クルスなど、うわさも含めて共演女優たちとの恋で知られたが、2005年に結婚した妻と4人の娘に囲まれ、浮いたうわさもなく家庭も円満。女性問題でトラブルの多いアフレック兄弟とも仲良くつき合っても、彼自身の風評に影響はなく、順風満帆なキャリアを築いてきたが、そうした流れに変化が現れたのは昨年10月のこと。
出世作『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』の製作総指揮を務めたハーヴェイ・ワインスタインのセクハラ行為の数々が、被害女性たちの実名証言によって告発されたのだ。報道が出た直後、マットはそうした事実を知らなかったとコメントしたが、その後、ABC Newsのインタビューで「行動にもいろいろあると思う。誰かのお尻を軽く叩くのと、レイプや子どもに対する性的いたずらには違いがある。どちらも、立ち向かって根絶すべきものだけど、同一視すべきではない」と、ハーヴェイ擁護とも取れる内容を語ったことから、非難が殺到。