109シネマズプレミアム新宿で開催中の「Ryuichi Sakamoto Premium Collection」にエドワード・ヤンの名作2作品が追加された。また坂本氏のコンサート映画『Ryuichi Sakamoto | Opus』は2024年春に上映が決定している。現在開催している「Ryuichi Sakamoto Premium Collection」は、全シアターの音響監修を務めた坂本龍一氏が音楽制作を担当した映画やライブ映像、坂本氏が当館で「観たい」と話した作品を上映するイベント。これまで予定していたラインアップに加え11月3日(金・祝)より『牯嶺街少年殺人事件 4K レストア・デジタルリマスター版』『エドワード・ヤンの恋愛時代 4K レストア版』の2作品が上映されることが決定した。『エドワード・ヤンの恋愛時代 4K レストア版』©Kailidoscope Picturesこの2作品は、10月6日~10月19日に上映した『ヤンヤン 夏の想い出』と同じくエドワード・ヤン監督の作品で、坂本氏が109シネマズプレミアム新宿の館内楽曲を制作中に「#観たいもの」とメモしていた作品となる。また、109シネマズプレミアム新宿のシアター音響監修を務めた坂本龍一氏の最初で最後の長編コンサート映画『Ryuichi Sakamoto | Opus』は2024年春に上映となる。『Ryuichi Sakamoto | Opus』 ©KAB America Inc. / KAB Inc.『牯嶺街少年殺人事件 4K レストア・デジタルリマスター版』『エドワード・ヤンの恋愛時代 4K レストア版』は、11月3日(金・祝)より109シネマズプレミアム新宿にて公開。『Ryuichi Sakamoto | Opus』は2024年春、公開。◆「Ryuichi Sakamoto Premium Collection」概要上映期間:~12月28日(木)今後の上映作品・『御法度』※35mm フィルム 10月20日(金)~11月2日(木)・『東京物語』※35mm フィルム 11月3日(金)~11月16日(木)・【NEW】『牯嶺街少年殺人事件 4K レストア・デジタルリマスター版』 11月3日(金)~・【NEW】『エドワード・ヤンの恋愛時代 4K レストア版』 11月3日(金)~・『秋刀魚の味』※35mmフィルム 11月17日(金)~11月30日(木)・『愛の悪魔 フランシス・ベイコンの歪んだ肖像』※35mmフィルム 12月1日(金)~12月14日(木)・『戦場のメリークリスマス』※35mmフィルム・4K 12月15日(金)~12月28日(木)(シネマカフェ編集部)■関連作品:Ryuichi Sakamoto | Opus 2024年春、109シネマズプレミアム新宿ほか全国にて公開ⓒ KAB America Inc. / KAB Inc.
2023年10月26日没後15年以上経っても、その存在感が増し続けるエドワード・ヤン監督の『エドワード・ヤンの恋愛時代 4Kレストア版』公開を記念し、同作と『牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件』の一挙上映が8月11日、東京・TOHOシネマズ シャンテで行われた。この日は幕間に、映画監督の濱口竜介(『ドライブ・マイ・カー』)と岨手由貴子(『あのこは貴族』)によるトークショーも行われ、エドワード・ヤン作品の魅力や、自身に与えた影響などについて語っていた。濱口竜介監督濱口監督は「改めて見てみて、こんなに悲痛な映画だったんだと。そこから希望や前向きなものを見つけていくことに気づき、より好きになりました」と『エドワード・ヤンの恋愛時代』についてコメント。特に影響を受けているのは、「カメラの置き方と、視点の見つけ方」だと言い、「この場所、この時間、この視点からじゃないといけないという“ある瞬間”にカメラを据えている。単なる人間関係だけじゃなく、その空間に人物が生きている。何とか自分の映画でも実現させたい」と魅力を語った。岨手由貴子監督一方、岨手監督は「大人になるにつれて、見返すごとに好きになる」と『エドワード・ヤンの恋愛時代』への思いを明かし、「エドワード・ヤン作品は、他の町では置き換えられない物語を描いていて、そういう作品ばかり。そういうところが、特に好きなところです」。自身の『あのこは貴族』についても「おこがましいですが、かなり『恋愛時代』を意識した作品。東京を舞台に、東京でしかありえない、町と人の間に生じる摩擦や亀裂を、どうにか表現できないかと参考にしました」とふり返った。2007年に59歳の若さで亡くなるまでに、7本の多彩な長編作品を発表してきたが、特に映画史に残る傑作と評される『牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件』、続く『エドワード・ヤンの恋愛時代』の間で、作風やアプローチに大きな変化が生まれたとされており、濱口監督は「1本1本が本当に違うが、特に『牯嶺街』と『恋愛時代』の断絶は深いですね。モードの違いを感じます。そぎ落としつつ、豊かになっている」と分析。岨手監督は「『恋愛時代』から、登場人物を責めない、裁かない姿勢が現れ始めた」と指摘していた。<『エドワード・ヤンの恋愛時代』あらすじ>急速な西洋化と経済発展を遂げる 1990年代前半の台北。財閥の娘で会社を経営しているモーリーと親友のチチを主軸としつつ、同級生・恋人・同僚など10人の男女の人間関係を二日半という凝縮された時間のなかで描いた本作は、都市で生きることで目的を見失っていた彼らが、自らの求めるものを見つけ出していく様を見事に浮かび上がらせている。『エドワード・ヤンの恋愛時代 4Kレストア版』は、8月18日(金)より TOHO シネマズ シャンテ、新宿武蔵野館他にてロードショー(シネマカフェ編集部)
2023年08月11日2023年4月8日(土)より、渋谷区立松濤美術館では、『エドワード・ゴーリーを巡る旅』が開催される。近年、日本でも『うろんな客』や『不幸な子供』などの代表作が次々と出版されているエドワード・ゴーリー(1925-2000)は、不思議な世界観と、モノトーンの緻密な線描で、世界中に熱狂的なファンを持つ絵本作家。良い子・悪い子に関係なく、子供があっけなく死んでしまったり、ただの不幸に終わる彼のクールな「現代のおとぎ話」は、まさにゴーリーにしか表現しえないものだ。1925年、シカゴに新聞記者の息子として生まれたゴーリーは、17歳の頃に半年間美術を学んだ後、第二次世界大戦に従軍。戦後は出版業界に入り、1962年に自らの出版社ファントッド・プレスを立ち上げて専業作家となった。一般的には絵本作家として知られるが、多数の挿絵や演劇のポスター、舞台美術なども手掛けている。そんなゴーリーの作品約250点で構成される同展は、彼の終の棲家に作られたボストン近郊のケープコッドにある記念館、ゴーリーハウスで開催された展覧会を再構成したものだ。第一章と第二章では、ゴーリーの冷徹な視点で描かれる子供や、不気味でユーモラスな生き物たちを特集。第三章では、彼が関わった舞台美術やテレビ、映画などの舞台芸術を、第四章ではゴーリーのこだわりの本作りについて、第五章では晩年に住んだゴーリーハウスでの暮らしや芸術活動を紹介する。あまりにもクールな死生観を持つ謎めいた作品同様、本人自身もミステリアスな雰囲気に満ちたエドワード・ゴーリー。その人生や素顔をのぞき見ることで、ゴーリーの作品が放つ特異な味わいを、知ることが出来るかも知れない。<開催情報>『エドワード・ゴーリーを巡る旅』会期:2023年4月8日(土)~6月11日(日)※会期中展示替えあり会場:渋谷区立松濤美術館時間:10:00~18:00、金曜は20:00まで(入館は閉館30分前まで)休館日:月曜料金:一般1,000円、大学800円、高校・65歳以上500円、中小100円公式サイト:
2023年03月31日Pro.Olea『エドワード 8 世からのラブレター 〜マルゲリッツ・アリベールは、有罪か、無罪か? Love Letters from Edward VIII : Is Marguerite Alibert Guilty or Not?』が2022年11月23日 (水・祝) ~ 12月18日 (日)に四谷Gallery-O10/Le-Chateau(東京都新宿区)にて上演されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 ⼤剛)にて発売中です。カンフェティにてチケット発売中! 公式ホームページ 娼婦は夫を本当に殺したのか、判決を決めるのは観客のあなた!イマーシブ演劇とは-IMMERSIIVE-ロンドンから始まった“没入型演劇作品”の総称です。これまでの「観客が客席に座って、舞台上の俳優を鑑賞する」という常識を壊し、フィクションの世界に飛び込んで、新たな作品と観客の関係性を作り出す公演となっております。本日行われる裁判では、お客様に陪審員として参加していただきます。豪奢なホテルをお楽しみいただきつつ、被告人が有罪か無罪かのご判断をお願いいたします。何故イマーシブを企画したか今まで舞台は俳優が作り上げる世界を、観客が覗き見るものでしたが、今回はお客様は陪審員となって俳優と共に世界を作り上げます。今まで舞台上で繰り広げられる世界に入りたいけど、俳優になるのは嫌だと思う方もいらっしゃったと思います。今回俳優はお客様を認識し、お客様も陪審員として役割を持って一緒にこの裁判劇を作り上げます。そのわくわく感、ドキドキ感を感じていただけたら幸いです。今回の被告人マリーは、実際に殺意を持っての殺人だったのか、ただの事故だったのか分からない事件です。情報も錯綜し、世間からの注目を集めておりました。そこに敏腕弁護士である、マーシャル・ホールが人心を掌握し、たった1時間の裁判で無罪を勝ち取ります。本当に彼女は無罪だったのか、それともやはり有罪だったのか改めてお客様が判断してください。魅力的なキャストが目の前で繰り広げる、怒涛の裁判劇!有罪か無罪かで結末も変わり、ニ度楽しめる演劇です。是非二度ご来場ください!公演概要『エドワード 8 世からのラブレター 〜マルゲリッツ・アリベールは、有罪か、無罪か?Love Letters from Edward VIII : Is Marguerite Alibert Guilty or Not?』公演日:2022年11月23日 (水・祝) ~ 12月18日 (日)会場:四谷Gallery-O10/Le-Chateau(東京都新宿区四谷坂町12-12-B1)■あらすじ20世紀初頭の、実話である。大富豪や王族の相手をし続けた、美しき高級娼婦=マリー。マリーは、エジプトの富豪である夫を、銃で殺した。事件現場はロンドン・サヴォイホテル。嵐の夜だった。本公演は、その裁判です。この裁判に、皆さまを陪審員としてお呼び致します。マリーは明らかに有罪でした。けれど、そこに届いた一通の手紙。これがすべてをひっくり返す。手紙の中身は、いったい何なのか!?■出演者マーシャル・ホール(Wキャスト):大野瑞生 / 鎌苅健太マリー・マルゲリッツ・アリベール (Wキャスト):涼本奈緒 / 結木ゆなパーシヴァル・クラーク:板橋廉平リグビー・スウィフト:永田耕一サイエッド・アイナニ (Wキャスト)野島透也 / 松岡拓弥ビーティ(Wキャスト):竹林史絵/柚木美咲グロス警部補 (Wキャスト):田邊謙 / 渡部哲成アリ・ファーミー・ベイ:安藤慶一エドワード8世(Wキャスト):中村碧十/那須一南メイド:ナオミ希恵サックス奏者:中村有里/小野あずさ■スタッフ作・演出:岡本貴也■タイムテーブル11月23日(水・祝) 19:45◇プレビュー公演11月25日(金) 14:00 / 17:30 / 19:4511月26日(土) 14:00 / 17:30 / 19:4511月27日(日) 14:00 / 17:30 / 19:4512月02日(金) 17:30 / 19:4512月03日(土) 14:00★ / 17:30 / 19:4512月04日(日) 14:00★ / 17:30 / 19:4512月09日(金) 17:30 / 19:4512月10日(土) 14:00★ / 17:30 / 19:4512月11日(日) 14:00★ / 17:30 / 19:4512月16日(金) 17:30 / 19:4512月17日(土) 14:00★ / 17:30 / 19:4512月18日(日) 14:00★ / 17:30 / 19:45◇プレビュー公演(4,500円)★アフタートーク予定、登壇者は未定です※開場は開演の30分前■チケット料金一般:6,500円リピーターチケット:6,000円※U25:5,500円※(全席自由・税込)※枚数に限りあり 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年11月01日エドワード・ノートンが『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』の続編に出演することになった。ほかにデイブ・バウリスタが新たに出演することも発表されている。役柄、設定は秘密に包まれているが、殺人ミステリーで、この夏ギリシャにて撮影が始まるとのことだ。主人公は前回に続き、ダニエル・クレイグが演じるブノワ・ブラン。監督、脚本はライアン・ジョンソン。2019年に公開された1作目は、全世界で3億ドル以上を売り上げるヒットとなった。続編2本の権利は、Netflixが破格の4億6,900万ドルで獲得している。文=猿渡由紀
2021年05月12日アカデミー賞俳優エドワード・ノートンが主演・監督・脚本・製作の1人4役に挑んだ『マザーレス・ブルックリン』が5月13日(水)よりブルーレイ&DVDを発売、デジタル配信開始。この度、映像特典からノートン監督や豪華俳優陣が語る貴重なメイキング映像が公開された。本作は、「トゥレット症候群」の主人公・私立探偵ライオネル(エドワード・ノートン)が人生の恩人であるボスのフランク(ブルース・ウィリス)の殺害事件を機に、驚異の記憶力を駆使して真相を追う中で、大都市開発の裏に隠された闇に迫っていくクライム・サスペンス。1990年代を描いた同名小説が原作となっているが、本作では舞台が1950年代に変更されている。本映像の中でノートンは、50年代のニューヨークを描くことについて昔から興味があったといい「この映画は、あの街(ニューヨーク)が近代化されていく上での驚くべき秘密を描いている。建築物や高速道路などがニューヨークに作られた背景には、実は“深い闇が隠されている”」とストーリーの核心にも触れている。権力を握る男モーゼスを演じたアレック・ボールドウィンが「道路や橋を造るため、低所得者の移住地区が潰されたんだ」と話すように、大都市開発におけるニューヨークの黒い歴史に迫った内容であると語る。また、主演・監督・脚本・製作全てに挑んだノートンの溢れる才能が光る本作だが、4役をこなすうえで必要不可欠だったのは“ベテランの俳優陣”だったそう。「監督を兼ねる僕を支えてもらうためにね。演技の途中で監督として指示を出しても、それを受け止められる熟練の俳優陣が必要だった。集中力を失わずにね」と明かす。出演する俳優陣たちも、「監督とは友達なので、意志の疎通が簡単なんだ。余計な気兼ねをせずに意見を言うこともできる」(ボビー・カナヴェイル)、「創造的ないい経験になったよ。監督のビジョンを実現する共同作業となった」(ボールドウィン)、「彼とのシーンは楽しかった。脚本上のリズムと音楽を自在に調整していたよ」(ウィレム・デフォー)とノートンの仕事ぶりに絶賛を贈っている。『マザーレス・ブルックリン』は5月13日(水)よりブルーレイ&DVD発売・レンタル開始、デジタル配信開始。(text:cinemacafe.net)■関連作品:マザーレス・ブルックリン 2020年1月10日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved
2020年05月12日アカデミー賞俳優エドワード・ノートンが主演・監督・脚本・製作の1人4役に挑んだ衝撃作『マザーレス・ブルックリン』のブルーレイ&DVDが、5月13日(水)より発売、レンタルを開始、同日よりデジタル配信も開始される。この度、映像特典の一部よりメイキング映像が公開された。『マザーレス・ブルックリン』は、ノートンはじめ、ブルース・ウィリスやアレック・ボールドウィン、ウィレム・デフォーなど、豪華俳優たちが脇を固め、1950年代のニューヨークを舞台にしたノワール作品。ノートン演じる主人公の私立探偵ライオネルは、トゥレット症候群という強迫性障害の発作に苦しみながらも、驚異の記憶力を持つ。人生の恩人であるボスのフランク(ウィリス)の殺害事件の真相を追う中で、大都市開発の裏に隠された闇に迫っていく。公開された映像の中でノートンは、1950年代のニューヨークを描くことについて昔から興味があったと言い、「この映画は、ニューヨークが近代化されいく上での驚くべき秘密を描いている。建築物や高速道路などが作られた背景には、実は深い闇が隠されている」と、ストーリの核心にも触れている。また、権力を握る男モーゼスを演じたボールドウィンが「道路や橋を造るため、低所得者の移住地区が潰されたんだ」と話すように、大都市開発におけるニューヨークの黒い歴史に迫った内容であると作品への想いを語っている。さらに、主演・監督・脚本・製作すべてに挑んだノートンは、必要不可欠だったのは”ベテランの俳優陣”と答えており、「監督を兼ねる僕を支えてもらうためにね。演技の途中で監督として指示を出しても、それを受け止められる熟練の俳優陣が必要だった。集中力を失わずにね」と明かしている。そして、「監督とは友達なので、意志の疎通が簡単なんだ。余計な気兼ねをせずに意見を言うこともできる。」(ボビー・カナヴェイル)「創造的ないい経験になったよ。監督のビジョンを実現する共同作業となった」(ボールドウィン)「彼とのシーンは楽しかった。脚本上のリズムと音楽を自在に調整していたよ」(デフォー)と、出演する俳優陣が、ノートンの仕事ぶりを絶賛している姿が切り取られた。『マザーレス・ブルックリン』5月13日(水)ブルーレイ&DVD&デジタル配信発売、レンタル開始
2020年05月12日映画『マザーレス・ブルックリン』が、2020年1月10日(金)より、新宿ピカデリー他でロードショー。エドワード・ノートンが、監督・脚本・製作・主演を務める。NY舞台、ボスの殺害事件を巡るサスペンス映画映画『マザーレス・ブルックリン』は、1957年のニューヨークが舞台。障害を抱えながらも、驚異の記憶力を持つ私立探偵のライオネル・エスログが、人生の恩人であり唯一の友であるボスの“殺害事件”の真相を巡って、大都会に隠された闇に迫るサスペンス作品だ。“1人4役”を務めたエドワード・ノートン本作において、監督・脚本・製作・主演の4役を務めたエドワード・ノートンは、本来ハリウッドを代表する演技派俳優。『アメリカン・ヒストリーX』『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』などで、複数回アカデミー賞にノミネートされた経験を持つ彼が、今回は自分のボスを殺した犯人を探し出す名探偵・ライオネルを熱演。それと同時に、初めてシナリオにも挑戦し、20年ぶりのメガホンも握る。脇を固めるキャストまた主人公を取り巻くキャラクターたちにも、実力派俳優が勢ぞろい。主人公・ライオネルに“居場所”を与えてくれたボスのフランク・ミナ役に『ダイ・ハード』シリーズのブルース・ウィリス、ブルックリンを牛耳る“最凶の男”モーセズ・ランドルフ役に『スパイダー マン』シリーズや『永遠の門 ゴッホの見た未来』のウィレム・デフォーが抜擢。また『美女と野獣』のググ・バサ=ロー、『ミッション:インポッシブル』シリーズのアレック・ボールドウィンといった豪華メンバーが脇を固める。50年代へと時代変更、“レッチリ”のフリーなどが音楽に参加なお映画の時代設定は、1999年を舞台にしたジョナサン・レセム作の原作から、1957年へと変更。グラミー賞を受賞したレディオヘッドのトム・ヨークや、ロック界の帝王レッド・ホット・チリ・ペッパーズのフリー、ジャズ界の大御所ウィントン・マルサリスらが参加し、50年代を意識した音楽で物語に深みを与えていく。詳細映画『マザーレス・ブルックリン』公開日:2020年1月10日(金)監督・脚本・製作:エドワード・ノートン原作:ジョナサン・レセム「マザーレス・ブルックリン」/オリジナル・ソング:トム・ヨーク「デイリー・バトルズ」キャスト:エドワード・ノートン、ブルース・ウィリス、ググ・バサ=ロー、アレック・ボールドウィン、ウィレム・デフォー配給:ワーナー・ブラザース映画<あらすじ>1957年、ニューヨーク。障害を抱えながらも驚異の記憶力を持つ私立探偵のライオネル・エスログは、人生の恩人であり唯一の友人でもあるボスのフランク・ミナが殺害された事件の真相を追い始める。ウイスキーの香りが漂うハーレムのジャズ・クラブからマイノリティの人々が集うブルックリンのスラム街まで、僅かな手掛かりと天性の勘と行動力を頼りに大都会の堅く閉ざされた闇に迫っていく。やがて、腐敗した街で最も危険な黒幕に辿り着くが…。
2019年11月18日『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』のエドワード・ノートンが監督、脚本、製作、そして主演までも務める映画『Motherless Brooklyn』(原題)が、『マザーレス・ブルックリン』の邦題で日本公開されることが決定。ポスタービジュアルも到着した。舞台は1957年のニューヨーク。障害を抱えながらも驚異の記憶力を持つ私立探偵ライオネル・エスログは、人生の恩人であり唯一の友人でもあるボスのフランク・ミナが殺害された事件の真相を追い始める。僅かな手掛かりと天性の勘と行動力を頼りに、大都会の堅く閉ざされた闇に迫っていくが、やがて腐敗した街で最も危険な黒幕に辿り着く…というのが本作のストーリー。トロント国際映画祭を始め、ローマ映画祭、テルライド映画祭、ニューヨーク映画祭などで高く評価され、当時の犯罪映画を彷彿とさせる古典的なスタイルで、現代にも繋がる社会的なテーマを描いている。アカデミー賞ノミネート経験もあるハリウッドを代表する演技派俳優のエドワードが本作で演じるのは、一風変わったキャラクターの主人公ライオネル。今作では、主演だけでなく、初めてシナリオに挑戦し、約20年ぶりにメガホンも取るなど、プロデュースも含めて1人4役を兼任。そして、ブルース・ウィリス(フランク役)やウィレム・デフォー(ポール役)、『美女と野獣』のググ・バサ=ロー(ローラ役)、『ミッション:インポッシブル』シリーズのアレック・ボールドウィン(モーゼス役)といった実力派俳優陣も出演している。日本公開決定と合わせて到着したポスタービジュアルでは、ブルックリン・ブリッジに立つライオネルが写し出され、ポスター上部には彼を取り巻くフランク、ローラ、モーゼス、ポールの姿も。50年代のフィルム・ノワールの雰囲気をまとう、重厚感溢れる一枚となっている。本作は、ジョナサン・レセムの同名小説が原作となっているが、今作では1999年の時代設定を1957年に変更。また、オリジナル・ソングとしてグラミー賞を受賞した「レディオヘッド」のトム・ヨークが「デイリー・バトルズ」を提供。ロック界の帝王「レッド・ホット・チリ・ペッパーズ」のフリーや、ジャズ界の大御所ウィントン・マルサリスも参加している。『マザーレス・ブルックリン』は2020年1月10日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2019年11月15日2016年より日本各地で巡回している、アメリカの絵本作家エドワード・ゴーリーの原画展『エドワード・ゴーリーの優雅な秘密』が、9月29日(日)から11月24日(日)まで練馬区立美術館にて開催される。『ギャシュリークラムのちびっ子たち』や『うろんな客』『不幸な子供』などの絵本で知られるエドワード・ゴーリー(1925〜2000年)。アイロニカルで少し不気味な世界観、古語や造語、押韻などが散りばめられたテキスト、繊細なモノクロームの線描で描かれた個性的で不思議な人物たちが登場する作品を数多く発表する一方で、エドワード・リアやサミュエル・ベケットらの作品の挿画、劇場の舞台美術など、幅広い創作活動でも知られている。同展は、そんなゴーリーの世界観を、原画を中心に資料や書籍などを加えた約350点でひも解いていくもの。第1章「主著:ゴーリーによるゴーリーの世界」では、ゴーリー自身がテキストとイラストの両方を手がけた『うろんな客』をはじめとする代表作33点を紹介。第2章「イギリスのナンセンス詩や文学とゴーリーの挿絵」では、ゴーリーが装丁や挿図を手がけた詩集や小説などの文学作品約80点を取り上げる。そして、第3章「ゴーリーの多様な創作と舞台美術」では、バレエのポスターや舞台・衣装デザインなど、舞台美術にまつわる仕事を紹介する。世界各国を巡回してきた貴重な原画・草稿・書籍などは、この機会にぜひ見ておきたいところ。ゴーリーの多彩な制作活動をたどることで、謎に満ちた優雅な秘密を垣間見ることができるかもしれない。【開催情報】『エドワード・ゴーリーの優雅な秘密』9月29日(日)〜11月24日(日)練馬区立美術館にて開催※月曜休館/10月14日(月・祝)、11月4日(月・休)は開館、10月15日(火)、11月5日(火)は閉館【関連リンク】練馬区立美術館( )《不幸な子供》1961年挿絵・原画ペン・インク・紙エドワード・ゴーリー公益信託《ギャシュリークラムのちびっ子たち》1963年挿絵・原画ペン・インク・紙エドワード・ゴーリー公益信託《キャッテ ゴーリー No.19》1972年挿絵・原画紙、ペン・インク・水彩・鉛筆個人蔵《輝ける鼻のどんぐ》1969年挿絵・原画ペン・インク・紙エドワード・ゴーリー公益信託《キャッツ ポッサムおじさんの実用猫百科》1982年表紙・原画ペン・インク・紙エドワード・ゴーリー公益信託
2019年09月29日展覧会「エドワード・ゴーリーの優雅な秘密」が、2019年9月29日(日)から11月24日(日)まで、東京・練馬区立美術館にて開催される。エドワード・ゴーリーとはエドワード・ゴーリーはアメリカの絵本作家。学生時代に美術や文学・舞台芸術など様々な分野の造詣を深めた絵本作品は、幻惑的な物語をモノクロをメインカラーに、繊細な線で描かれる。まるで謎解きの様なストーリー仕立ての作品には、少し不気味な雰囲気とたくさんのユーモアが詰まっている。また、絵本のみならず、舞台芸術の衣装や舞台デザイン、ポスターなど幅広い作品を制作。ディズニーのアニメ映画『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』のティム・バートン監督など、たくさんの芸術家や文化人に影響を与えてきた。“不気味”な絵本の代表作33点本展は、そんなエドワード・ゴーリーの作品世界を紹介する原画展。原画をはじめ、資料や書籍など、約350点の貴重な作品が展示される。ゴーリーは、自身でテキストとイラストの両方を手掛けた本を「主著(Primary Books)」と呼んだ。会場には、ゴーリーが手掛けた主著の中から、日本でも翻訳出版された人気の絵本「うろんな客(The Doubtful Guest」や「ギャシュリークラムのちびっ子たち」「不幸な少女」など、33点の代表作をピックアップし紹介。イラストだけでなくタイトルやロゴなど細部からも、ゴーリーの思索が感じられる。ミュージカル「キャッツ」原作の挿絵など主著と並ぶゴーリーの代表作が、小説の挿絵や装丁といった文学作品。世界的に有名なミュージカル『キャッツ』の原作『キャッツ ポッサムおじさんの実用猫百科』には、ゴーリーの猫への愛情が感じられるイラストが描かれている。また、舞台芸術や様々な書籍のタイポグラフィーなど、本以外の作品も紹介。数多くのアーティストの創作の源泉とも言われる作品世界を会場で体感してみては。【詳細】エドワード・ゴーリーの優雅な秘密会期:2019年9月29日(日)~11月24日(日)会場:練馬区立美術館住所:東京都練馬区貫井1丁目36−16休館日:月曜日 ※ただし、10月14日(月・祝)・11月4日(月・休)は開館、10月15日(火)・11月5日(火)は休館開館時間:10:00~18:00(入館は17:30まで)観覧料:一般1,000円、高校・大学生および65~74歳800円、中学生以下および75歳以上無料(その他各種割引制度あり)※一般以外の人(無料・割引対象者)は、年齢等の確認できるものを持参。
2019年06月10日こんにちは。アートディレクターの諸戸佑美です。あっという間に7月に入り、本格的な夏が始まりましたね!【シネマの時間】第33回は、『メイズ・ランナー』シリーズのディラン・オブライエンと『スパイダーマンホームカミング』のマイケル・キートンの豪華共演で贈る壮大なスパイアクション・ バディムービー!映画『アメリカン・アサシン』をご紹介します。本作は、ヴィンス・フリンの全米ベストセラー小説『ミッチ・ラップ』シリーズ初の実写映画化で、監督には、TVシリーズ『HOMELAND』の演出を手がけたマイケル・クエスタ。旅行中に遭遇した無差別テロで、恋人を失った青年ミッチ・ラップ(オブライエン)が主人公です。テロリストへの復讐に人生を捧げることを決意し、その滞在能力を高く評価した世界最大の諜報機関CIAの対テロ極秘チームにスカウトされ、冷徹な鬼教官ハーリー(キートン)とともに、凶悪な核兵器テロに挑む姿を描くサスペンスアクション大作。命がけの緊迫感とハードなアクションたっぷりに、銃撃、格闘、カーチェイスが数多く登場し、アクション好きにはたまらないでしょう。また、拷問・尋問シーンも、バイオレンスと共にリアルに描写され、私などは思わず目を覆うばかりでしたが、一方で、最愛の女性との幸福な未来を打ち砕かれたごく普通の青年が、核テロ最前線の非情なスパイの世界に身を投じていく姿が、躍動感たっぷりに魅力的に描かれ、惹きつけられます。さらにイスタンブールやローマなどのヨーロッパ各国の大都市を舞台に、複雑な国際情勢や諜報活動の内幕をリアルに見せる映像世界や壮大なスケールのストーリー展開は、圧倒的なスリルを呼び起こし迫力満点!ぜひ、映画館でご堪能ください!■映画『アメリカン・アサシン』あらすじー復讐に燃えCIAにスカウトされた男。世界の命運は、危険な若者に託された!スペインのイビサ島でバカンス旅行中に無差別テロ事件に遭い、永遠の愛を誓ったばかりの恋人を目前で殺されたアメリカ人青年ミッチ・ラップ(ディラン・オブライエン)。深い哀しみと怒りに駆られた彼は、テロリストへの復讐に人生を捧げることを決意します。テロ対策担当の女性幹部ケネディ(サナ・レイサン)は、CIAの情報網でも捕捉できなかったマンスールの居場所を突き止めたミッチに類い希なスパイの資質を見出し、彼を極秘ミッション遂行チーム“オライオン”にスカウトします。テロリストへの復讐のためにオファーを受け入れたミッチは、バージニア州の人里離れた山奥の施設へ。そこでは元ネイビー・シールズの鬼教官スタン・ハーリー(マイケル・キートン)の指導のもと、CIA工作員の養成プログラムが行われていました。過酷なトレーニング・キャンプに身を投じたミッチは、さまざまなシチュエーションを想定した特訓を積み、優れた潜在力を開花させテロの最前線で活躍するまでに成長していきます。折しも、ロシアの核施設から大量のプルトニウムが盗まれる大事件が発生。核兵器製造を目論むテロリストの陰謀を阻むためケネディは、ハーリーのチームに出動を要請します。ミッチを同行させるよう命じられたハーリーは、彼のスパイとしての力量を認めつつも、経験が浅い上に不安定な精神面を問題視し、「何があろうと個人的な感情は捨てろ」と厳しく言い聞かせます。ハリーは、経験豊富なチームリーダーで、私情こそが任務の妨げになるという鉄のようなポリシーの持ち主。何もかも対照的なふたりのキャラクターが、生きるか死ぬかの命がけのミッションの中で助け合い、いつしか師弟の絆で結ばれていくのです。トルコのイスタンブールで現地協力員の若い女性アニカ(シヴァ・ネガー)と合流したチームは、プルトニウムを入手した謎の白人テロリスト“ゴースト”(テイラー・キッチュ)と、核の起爆装置を売りさばこうとする武器商人の取引を阻止しようとするものの、それを鋭く察知したゴーストを取り逃がしてします。続いてローマに飛んだチームはゴーストに雇われた物理学者を尾行しますが、見破られてしまい、ミッチは危ういところをハーリーに救われます。実は神出鬼没のゴーストの正体はハーリーの元教え子で、かつて自分を見捨てたハーリーとアメリカ政府に対して尋常ならざる怨念を抱いていたのでした。やがてハーリーがゴーストに拉致される非常事態が勃発。ケネディから帰国するよう言い渡されていたミッチでしたが、その命令を無視して猛然とハーリーの救出に向かいます。しかしその頃、ついに核兵器を完成させたゴーストは、恐るべきテロ計画を実行しようとしていました。核テロのタイムリミットが迫ります!世界の命運は、一体どうなってしまうのか……!?■映画『アメリカン・アサシン』作品紹介映画『アメリカン・アサシン』2018年6月29日(金)より TOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国ロードショー!公式HP:監督:マイケル・クエスタ原作:ヴィンス・フリン「American Assassin」脚本:スティーブン・シフ、マイケル・フィンチ、エドワード・ズウィック、マーシャル・ハースコビッツ製作総指揮:ダニエル・M・スティルマン製作:ロレンツォ・ディ・ボナベンチュラ撮影:エンリケ・シャディアック美術:アンドリュー・ロウズ衣装:アンナ・B・シェパード編集:コンラッド・バフ音楽:スティーブン・プライス⽇本語字幕:松崎広幸製作年:2017年製作国:アメリカ上映時間:112分/カラー映倫区分:R15+配給:キノフィルムズ/木下グループ© 2018 Lions Gate Films Inc. All Rights Reserved.■映画『アメリカン・アサシン』キャストディラン・オブライエン=ミッチ・ラップマイケル・キートン=スタン・ハーリーテイラー・キッチュ=ゴーストサナ・レイサン=アイリーン・ケネディデビッド・スーシェ=スタンスフィールドシーバ・ネガーナビド・ネガーバンスコット・アドキンス【シネマの時間】アートディレクション・編集・絵・文=諸戸佑美©︎YUMIMOROTO
2018年07月09日ジェイソン・ボーンのような無敵のアクション・ヒーローから、最新作『ダウンサイズ』の主人公ポールのような平凡な中年男まで、幅広い役をこなすマット・デイモン。今年はちょうど映画デビューしてから30周年だ。■下積みからの飛躍!巨匠の作品に呼ばれる売れっ子に1970年にマサチューセッツ州で生まれたマットはハーバード大学に進学した88年に、ジュリア・ロバーツ主演作の『ミスティック・ピザ』で映画デビューを飾った。といっても、これはセリフがたった1行の端役。その後しばらくはチャンスをつかめず、注目されたのは1996年、エドワード・ズウィック監督の『戦火の勇気』でヘロイン中毒の元兵士を演じたとき。わずかな出演シーンのために18キロも減量した姿は強い印象を残し、フランシス・フォード・コッポラ監督の『レインメーカー』(97)、スティーヴン・スピルバーグ監督の『プライベート・ライアン』(98)と巨匠の作品に呼ばれる売れっ子に。そして何と言っても幼なじみで親友のベン・アフレックとのコンビ作『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』(97)の大成功が大きく背中を押した。無名の若手俳優だった2人が共同で手がけた脚本をガス・ヴァン・サント監督が、マット主演で映画化。第70回アカデミー賞で脚本賞に輝き、2人は俳優としても大ブレイクを果たした。■コラボレーションの数の多さはマットの特徴監督や俳優仲間とのコラボレーションの数の多さはマットのキャリアの特徴だ。『オーシャンズ11』(01)で出会ったスティーヴン・ソダーバーグ監督やジョージ・クルーニーと友情が生まれ、『オーシャンズ』シリーズや最近では『恋するリベラーチェ』(13)などソダーバーグ監督作、ジョージの監督作にも出演。ヴァン・サント監督との仕事では出演のみならず、脚本や製作を手がけた。その1作『GERRY ジェリー』(02)はベンの弟・ケイシーとの共演作だが、そのケイシーが昨年、アカデミー賞主演男優賞を受賞した『マンチェスター・バイ・ザ・シー』(16)はマットがプロデューサーを務め、作品賞候補にもなった。主役は本来マット自身が演じるはずだったが、スケジュールの都合で実現せず、マットは「ケイシー以外には渡したくなかった」と彼の起用について語ったが、実はケイシーはセクハラで訴えられた過去がある。昨年の授賞式でも、プレゼンターを務めたブリー・ラーソンは壇上でケイシーに対して冷たい反応を見せた。会場のあちこちにも微妙な反応が散見したが、マットはもちろん大喜び。司会を務めたジミー・キンメルと、アメリカではおなじみの不仲芸のコントをノリノリで披露したのは記憶に新しい。■“普通”を見失わない魅力とはマット自身は若い頃にはウィノナ・ライダーを始め、クレア・デインズやミニー・ドライヴァー、ペネロペ・クルスなど、うわさも含めて共演女優たちとの恋で知られたが、2005年に結婚した妻と4人の娘に囲まれ、浮いたうわさもなく家庭も円満。女性問題でトラブルの多いアフレック兄弟とも仲良くつき合っても、彼自身の風評に影響はなく、順風満帆なキャリアを築いてきたが、そうした流れに変化が現れたのは昨年10月のこと。出世作『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』の製作総指揮を務めたハーヴェイ・ワインスタインのセクハラ行為の数々が、被害女性たちの実名証言によって告発されたのだ。報道が出た直後、マットはそうした事実を知らなかったとコメントしたが、その後、ABC Newsのインタビューで「行動にもいろいろあると思う。誰かのお尻を軽く叩くのと、レイプや子どもに対する性的いたずらには違いがある。どちらも、立ち向かって根絶すべきものだけど、同一視すべきではない」と、ハーヴェイ擁護とも取れる内容を語ったことから、非難が殺到。今年1月に「TODAY」に出演し、「介入する前に、もっと多くの話を聞いておけばよかったと思っています」「本当に申し訳ないと思っています」と謝罪した。『ダウンサイズ』で共演したホン・チャウは「GOLDDERBY」のインタビューでマットについて、素晴らしい技術を持った俳優であり、チームのキャプテンのようだったと語った後、「クレイジーな裏話とかあればいいんだけど、彼はとってもノーマルなの。たぶん、それがマット・デイモンの一番変なところじゃないかしら?すごく普通だっていうところが」と付け加えた。自らの非を素直に認めて謝罪する潔さと、前述の監督たち以外にもクリント・イーストウッドやリドリー・スコットといった名匠に愛される優れたスキル。“普通”を見失わないという、大スターにとって尋常ではない感覚がマット・デイモンの芯にあるのだ。(text:Yuki Tominaga)
2018年03月18日「anan」2080号11/29水曜日発売「感動も涙もときめきも。すべてがつまってます!人生を変えるアニメ。」特集、表紙では山田涼介さんがエドワード・エルリックに!今回の表紙撮影の様子を紹介します。anan編集部コスチュームに身を包んだ瞬間、“エドワード・エルリック”が舞い降りた!衣装の西原梨恵さんが作られたエドのマント。エドは、扉の先へ…?anan2080号(11月29日発売)「人生を変えるアニメ。」の表紙はかなり話題になりそう。山田涼介さんが、熱演した映画『鋼の錬金術師』の主人公、エドワード・エルリックとして登場です! anan史上初の、役でのカバー撮影となりました。この日は朝からスタジオでトンテンカンテン…“ハガレン”の世界観に寄り添うべく、中世ヨーロッパ風の外壁や扉、鉄鋼を特別に作ってもらっていました。その完成度たるや実に素晴らしく、グラビアを見ても、まさか誰もこれが真っ白なスタジオで撮ったとは思わないでしょう? 当の山田さんもスタジオ入りしてすぐ、「わ、すげぇ…!」と驚嘆の声を上げてくださいました。今回、映画のプロモーションのために再度金髪にしていた山田さん。エクステをつけ、コスチュームを纏うと、そこには紛れもないエドが降臨! 「1年ぶりに袖通したから、やっぱり緊張するな(笑)」と言う彼ですが、外壁の前に立った瞬間、何かが降りてきたようにエドの表情に変化。少しナーバスな様子で扉を開けたり、何かに挑むようにマントを翻したり、アルを想って切なそうに目を閉じるなど…まさに、“エドのアナザーストーリー”と言うにふさわしいグラビアに。この日はなんと、映画の監督を務めた曽利文彦さんもいらしてくださっていました。「エドはこういうポーズするかな?」「エドがマントを脱いだら、どう持つかな?」「ここで笑うのは、エドっぽくないよね?」など、何度も監督と相談する山田さんのプロ意識の高さには、スタッフも感動。1ミリたりともエドから外れたくない、という、この役への強い思い入れが見えた瞬間でした。「山田くんて、人とはまったく別の世界の住人みたいな特別な空気を纏ってるんだよね」と話していた監督の言葉通り、目の前にいるのに、そこだけ世界が違うような不思議な感覚でした。グラビアでもきっと、その異世界の空気を感じていただけると思います。本誌ではエドのグラビアに加え、素に戻った山田さんのグラビアや、アニメ版の“ハガレン”でエドを演じた声優の朴璐美さんとの対談など、豪華なラインナップです。ファンの方にも、初めてエドを知る方にも、新鮮な驚きと感動がありますように!(S)今回特別に立て込みした外壁&扉の制作背景。土やペンキで、細かなディテールまで作り込んでいます。
2017年11月17日アメリカ人デザイナーのエドワード・ブキャナン(Edward Buchanan)が手掛けるニットブランド、サンソヴィーノ6(SANSOVINO6)が1月に開催されたピッティ・ウオモ91で2017-18年秋冬コレクションを発表。イタリアを拠点に生産する新しいブランドを紹介する「ピッティ・イタリックス」の一環として行われ、エンターテイメント性の高いショーで会場を沸かせた。ブキャナンはNYのパーソンズを1995年に卒業した後、渡伊。ボッテガ・ヴェネタ(Bottega Veneta)でデザインディレクターを務め、その後米国に戻りショーン・コムズとジェニファー・ロペスのブランドのデザインを手掛け、他にもイタリアンブランドのコンサルティングなどのキャリアでも知られている。ブランド名の“SANSOVINO 6”はミラノにあったニット工場の住所。そのニットの質の高い技術を守るために2009年にブキャナンが仲間たちと自らブランドを立ち上げた。今回のコレクションは、グレイッシュなニットアイテムを中心に、メンズ、ウイメンズ両ラインを発表。ニットドレス、スカートなども提案されたがポンチョ、ワイドパンツ、ロングカーディガン、ジャケットやセーターなどのアイテムはジェンダーレスなスタイリング。ミックスヤーンのマルチボーダー、モザイクパターン、カラーブロックのセーターなど、いずれも上質さが伝わる素材使い。ゆったりしたミニマムなデザインは、ストリート系のアイテムとも相性が良さそうで、ニットの“多様性”に対応したエフォートレスなコレクションに仕上がっている。何より会場を盛り上げたのはその演出。ショー開始前にはディスコ世代、クラブ世代ともに耳馴染みのあるサンプリングソース、シックの『Chic Cheer』のフレーズをバックに、MCが会場の空気を作り、音楽は生バンドが最後までシルエットだけでソウルフルでクオリティの高いライブを展開。デジタル要素を排除したエンターテイメントが、やわらかなニットだけのコレクションとうまく呼応した。今回のピッティ・ウオモ91のテーマ「ダンス・オフ」にぴったりな演出で、モデルにはマルセロ・バーロンも友情出演で登場。ショー終了後もバンドの演奏は続き、バックヤードには関係者が詰めかけ、モデルやバンドメンバーたちとピースフルな時間が続いた。「商業的な計算より、人々が本当に自由に楽しめる服を作る必要がある」というブキャナンのメッセージは、昨年6月のピッティ・ウオモ90においてハッピーなショーを披露して、高い評価を得たビズビム同様、イタリアのファッション業界、海外のプレスやバイヤーに刺激を与えるイベントとなった。Text: Tatsuya Noda
2017年02月07日全世界で2億ドル(約208億円)を超す大ヒットとなったトム・クルーズ主演の『アウトロー』最新作、『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』が日本でもきょう11日に公開になった。正義のためには手段を選ばず、元米軍エリート秘密捜査官にして今は街から街へと放浪を続ける一匹狼、ジャック・リーチャーの冒険を肉弾アクション満載で演出した監督は、あの『ラストサムライ』(03)のエドワード・ズウィック。過去に共闘した監督と再タッグを組みたがらないトムが、自分で再びオファーをしたというズウィック監督の手腕が光る渾身の一作だ。ズウィック監督もトムのことを、「彼はただのスーパースターではない」と激賞する。――今作ではジャック・リーチャーの多面的な要素が出ていたと思いますが、あのような状況下に置こうと思った理由は何ですか?実は彼はひとつ恐怖心を持っていて、それは深い人間関係に自分自身を置くことなんだ。そのことはつまり自分の弱点につながり、もろさにつながって、危険に陥る可能性が高くなる。特に相手が子どもである場合は、何を考えているかわかりにくいために本当に危険なんだ。だから今回、彼が遠ざけてきたものを、あえてぶつけてみようと思ったんだ。――また、最近のヒーローは本人自体が葛藤しがちですが、自分を信じ抜くジャックは違います。この設定は、世間や監督自身が希望しているヒーロー像なのでしょうか?最近ではアメリカ文化だけでなく、男性という概念に対する面白い考察がよくなされていると思う。「男とは何か?」みたいなことだよね。もちろん、僕も自分の作品で問いかけをしているよ。映画は、究極的にはパーソナルなことだからね。それは当然、描くキャラクターに反映されるので、僕が求めるヒーロー像ということになるだろうね。――その「男とは何か?」の問いの、答えは出ましたか? ジャック・リーチャーみたいな男が理想の男像でしょうか?世界に対して自分の意思を主張することは重要だと思うし、信じる者のための葛藤や戦いも必要だと思う。しかもただ戦うだけでなく、理解や思いやりも持たなければいけない。そして、本当の自分自身を表現していかなければいけないが、同時に自分の周囲の世界に対して目を配りながら、周囲にも何かをもたらさなければいけないと思う。――さて、トム・クルーズとは『ラストサムライ』以来の再タッグでしたが、最初にオファーが来た時、率直にどういう心境でしたか?また組みたいと思っていたし、これからも仕事をしたいと思っているよ。監督であれば、皆同じことを言うだろう。トムと仕事をすることは、夢のようであるってね。それは、彼がプロの鏡であるということ。献身的に映画作りに関わるそのエネルギー、その喜びが、本当に素晴らしいからだ。彼は52歳だよ。痛みだって、今まで以上に感じるだろうにね(笑)。――トムの映画に賭ける情熱は、並々ならないものがありますよね。それだけに、撮影中などに衝突などもありそうですが。彼は強い人間であると同時に、我々に挑戦を突きつけてくる人間でもあるんだ。あるいは、何か面白い意見を出してほしいと、あえて言ってくる。当然、それに応えなくてはならないが、俳優と監督がクリエイティブな面で激突することを、決して恐れない俳優なんだ。僕らの場合は『ラストサムライ』があったので、信頼関係はそもそもあったけれどね。――2回の共同作業を経て、ほかのスターにはないトムの偉大な点は何だと思いますか?トムはとても寛大な俳優で、共演者にチャンスを与えるんだ、今回で言うと、コビー・スマルダースにだね。およそ俳優は自分が主演だから目立つようなことはさせないと思う人が多いなか、彼は背中を押すタイプだ。そういう俳優は、めずらしい。僕がしてみたいことを汲み、彼は100パーセント後押しをする。チャンスを奪ったりはしないんだ。――『ラストサムライ』で世界的な俳優になった渡辺謙さんや真田広之さん、小雪さんなども、そうだったのでしょうね。そうだ。その通りだよ。僕自身、演出家として本能的に、俳優たちの後押しを積極的にしてみたいと思っていて、なかには超有名な映画スターと仕事をしたくない人もいるくらいだからね。全部持っていかれるって(笑)。そういうことをしないスターが、トム・クルーズだ。作品をよくすることが一番だということを、よく理解している男だからね!■プロフィールエドワード・ズウィックアメリカのイリノイ州ウィネトカ生まれ。『昨日の夜は・・・』で、長編映画監督のキャリアをスタート。続いてアカデミー賞を受賞した『グローリー』および『レジェンド・オブ・フォール/果てしなき想い』を監督し、トム・クルーズを主演に迎えた『ラストサムライ』が大ヒット。そのほか監督作に、『戦火の勇気』、『マーシャル・ロー』、『ブラッド・ダイヤモンド』、『ディファイアンス』など。監督・プロデュース作品の近作は、トビー・マグアイア、リーヴ・シュレイバー、ピーター・サースガード出演『完全なるチェックメイト』がある。
2016年11月11日通算22回目となる来日を果たしたトム・クルーズが11月9日(水)、最新主演作『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』のジャパン・プレミアに来場。寒空の下、1時間半にわたってファンサービスを行なった。2012年公開の『アウトロー』の続編となる本作。トムは己の正義と道徳を貫く孤高のアウトローのヒーローを熱演している。この日、東京で木枯らし1号が吹いたと発表され、イベントが開催された夕方から夜にかけてかなりの冷え込みとなったが、会場にはトムの来日を待ちわびた500人を超えるファンが足を運んだ。トムは前日の会見のラフな格好とは打って変わってスーツにネクタイというフォーマルないでたちで登場。コートやマフラーを羽織ることなく、寒風が吹きすさぶ中、車から降りるやすぐにファンのもとに向かい、約1時間半にわたって、ファンサービスと取材攻勢に応じた。その後、エドワード・ズウィック監督と共にステージに上がったトムは「寒い中、来てくれてありがとう!」と呼びかけ、映画について「早くみなさんに観ていただきたいです」とその出来栄えに自信をのぞかせる」トムとズウィック監督がタッグを組むのは、日本を舞台にした『ラストサムライ』以来となるが、監督は「再びトムと一緒に仕事をするのに十数年が掛かってしまいましたが、こんなに映画をそして映画作りを愛している人はなかなかいません。彼と一緒に仕事をすることは監督にとって大きな喜びです」と語る。トムも、監督の手腕を称えると共に、ジャック・リーチャーという、従来のトムが演じてきた“ヒーロー”とは一味違う主人公について「古典的な一匹狼の男であり、“ローニン(=浪人)”のような男です。エモーショナルでタフで、アクションもすさまじいです!」とファンの期待を煽った。『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』は11月11日(金)より公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ジャック・リーチャー NEVER GO BACK 2016年11月11日より全国にて公開(C) 2015 PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.
2016年11月09日来日中の俳優トム・クルーズが9日、東京・六本木ヒルズアリーナで行われた主演映画『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』(11月11日公開)のジャパンプレミアに、エドワード・ズウィック監督と共に登場。寒さ厳しい中、約1時間半にわたって笑顔でファンサービスとマスコミ取材に応じた。『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』(15)以来、1年3カ月ぶり22回目の来日を果たしたトムが姿を現すと、駆けつけた約500人のファンは大興奮。トムは来日時いつも長時間にわたってファンサービスを行うことで知られているが、この日も厳しい寒さをもろともせず、コートも羽織らずスーツ姿で、サインや記念写真に応じてファンと交流した。その後、ステージに登壇したトムは、「サンキュー! サンキュー!」と感謝の言葉を繰り返し、「今日は寒い中、ありがとうございます。いつもみなさんに会うのを楽しみに日本に来ます」とあいさつ。演じた主人公のジャック・リーチャーについて、「一匹狼で、感情が豊かで、タフでアクションもうまい」と話し、「ぜひ楽しんでください」とアピールした。トムと『ラストサムライ』以来のタッグを組んだエドワード・ズウィック監督も「日本に自分の作品を持ってくることはいつも光栄」と喜びを伝え、トムについて「ここまで映画、そして映画作りを愛している方はいません」とコメント。「トムと一緒に仕事をすることは大きな喜びです」と語った。最後は寒さが限界にきたのか、トムは写真撮影を忘れて「サンキュー!」と感謝の言葉を伝えて立ち去ろうとするも、司会者から指摘されると監督と2人で照れ笑い。ラストは、トムと監督の「ジャック・リーチャー!」という呼びかけに、ファンが「NEVER GO BACK!」と応え、一体感に包まれた。本作は、元米軍エリート秘密捜査官にして今は街から街へと放浪を続ける一匹狼、ジャック・リーチャーをトム・クルーズが熱演した大ヒット作『アウトロー』(13)の続編。元同僚ターナー(コビー・スマルダーズ)がスパイ容疑で逮捕され軍内部での不審な動きに気付き、かつての部下を殺害する真犯人を暴くため動き出すが、ジャック自身も陰謀に巻き込まれてしまう。
2016年11月09日1年3か月ぶり22回目の来日中のトム・クルーズが11月8日(火)にエドワード・ズウィック監督と共に『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』の会見に出席。2003年の同監督作『ラストサムライ』でトムと共演した池松壮亮がゲストで来場し、13年ぶりの再会を果たした。トム・クルーズが、『ミッション・インポッシブル』のイーサン・ハントとは異なる、凄腕の一匹狼のヒーローを演じる人気シリーズの第2弾。トムにとってもズウィック監督とは『ラストサムライ』以来のタッグとなった。拍手で迎えられたトムは、登場するや頭を深々と下げる“日本式”のお辞儀で挨拶。「『ラストサムライ』を一緒に作った監督と、こうしてまた日本に来ることができて光栄です」と満面の笑み。ズウィック監督も「『ラストサムライ』を日本に持ってきたときのあの瞬間を忘れたことはありません。こうして新作でトムと共に日本に来ることができて嬉しいです」と語った。シリーズ1作目となる前作『Jack Reacher』(原題)は日本では『アウトロー』という邦題で公開されたが、ズウィック監督は「“アウトロー”という言葉を日本語にするなら、“浪人”ですね。我々が手掛けた『ラストサムライ』とのつながりを感じます。組織の中枢にいた男がそこを離れ、さまよい、自分なりのルールと道徳で行動するという意味で『ラストサムライ』の対となる作品と言えますね」と語る。トムも監督の言葉に同調。13年ぶりの監督との仕事について「彼は人間をいろんな視点で語っていくし、人間の感情を敬意を持って表現していく。その点で『ラストサムライ』との共通点を感じたよ」とうなずいた。今回、ヒロインとしてダニカ・ヤロシュが抜擢されているが、ハリウッドでトム・クルーズと共演するのに必要な要素は?という問いにトムは「私が探しているのはその役を演じるに最高だと思える女優です。私は1週間のうち7日間、働きづめですが、それを好きでやっていて、“仕事”という意識でやっているわけではありません。男性であれ、女性であれ全てを映画に注いでくれる人を求めます。パッションをシェアできる人をいつも探しているんです!何より、目的はお客さんに楽しんでもらうことなのです」と熱く語った。そして、フォトセッションでは『ラストサムライ』でトム演じる主人公と心を通わせる少年を演じた池松さんが登場し、“トム”という名の酒をプレゼントに贈った。トムは池松さんに「大きくなったな」と微笑み、現在の池松さんの日本映画界での活躍ぶりについて「驚かないよ。あの当時、すでに彼は信じがたいような素晴らしい演技を見せてくれていたからね。(池松さんが素晴らしい俳優に成長することは)分かってたよ」と誇らしげに語る。当時13歳、スクリーンデビュー作でトムと共演し、ズウィック監督の演出を受けた池松さんは「当時は俳優になるとも思ってなかったので、お2人に出会って人生が変わりましたし、いまでも“指標”のような存在。お2人のおかげでまだやれるなと思ってます」と13年前の出会いへの感謝を口にし、本作について「やはりお2人のタッグは特別!エドが撮るトムはカッコいい!」と称賛を送る。トム、監督、池松さんは壇上でがっちりと握手を交わし、旧交を温めていた。『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』は11月11日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ジャック・リーチャー NEVER GO BACK 2016年11月11日より全国にて公開(C) 2015 PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.
2016年11月08日米俳優のトム・クルーズが11月8日に都内で主演最新作『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』の来日記者会見を行った。クルーズの来日は1年3か月ぶり22度目。会見には本作で『ラストサムライ』(2003年公開)以来のタッグを組んだエドワード・ズウィック監督が同席。さらに、『ラストサムライ』で共演した池松壮亮が駆けつけ“13年ぶりの再会”を果たした。その他の写真現在26歳になった池松と対面したクルーズは、開口一番「大きくなったね」と感激しきり。現在の活躍ぶりに「それについては驚かないよ。あの頃からすばらしい演技を見せてくれたからね。とても重要な役柄で、観客の共感を呼んでくれた。今でも誇りに思うよ」と自分のことのように喜びを示した。同作で映画デビューを飾り、クルーズ演じる主人公・オールグレンと心を通わす少年・飛源を演じた池松は、「あの頃は、俳優になるとは思っていなかったし、おふたりに出会っていなければ、上京もしていなかったはず。僕の人生が大きく変わりましたし、おふたりとの出会いや作品はずっと指標になっている」とあふれる思いを吐露。『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』については「やはり、おふたりのタッグは特別。ひけらかさない正義を描いていて、日本人も共感するはず」と敬意を表した。映画は、リー・チャイルド原作の小説『ジャック・リーチャー』シリーズを実写映画化したサスペンスアクションの最新作。街から街へと放浪の旅を続ける元アメリカ軍のエリート秘密捜査官ジャック・リーチャー(クルーズ)が、スパイ容疑をかけられた元同僚の女性少佐を救うため、真相を探る。「アクション描写はもちろん、ズウィック監督の持ち味である、感情豊かなドラマ性やユーモアも発揮された。ジャックは予期せぬ行動をするという点で、とても人間的だと思う」と熱弁するクルーズ。ズウィック監督は「トムと一緒に仕事するのは、映画監督の夢。彼は僕らのことを信じてくれるし、映画製作への愛にあふれていて、それが現場にも広がるんだ」と稀代の映画スターをたたえ、「今回は、初めてシリーズものを手がけたけど、キャラクターを掘り下げながら、単独で楽しめる作品になったよ」とアピールした。『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』11月11日(金)全国ロードショー!取材・文・写真:内田 涼
2016年11月08日2016年11月11日(金)公開の映画「ジャック・リーチャー NEVER GO BACK」の記者会見が8日(火)行われました。主演を務めるトム・クルーズ、特別ゲストの池松壮亮さんらが登壇した会見の様子をいち早くレポートします!トム・クルーズ登場!2016年11月8日(火)、東京 日比谷のペニンシュラホテルで映画「ジャック・リーチャー NEVER GO BACK」の記者会見が行われました。さすが超VIPの記者会見とあって、会場もゴージャス…。会場には、多くのメディアが集まりました。映画の予告が流れ、会場がいったん暗くなったと思った次の瞬間…トムだ!トムだ!!さわやかな笑顔で登場したトム・クルーズさん、まずは丁寧におじぎ。噂どおり礼儀正しい方ですね。そして次に監督エドワード・ズウィックの登場。トムとはラストサムライでも組んだ名コンビです。笑顔が素敵。笑顔じゃなくても素敵なんですが。続いて通訳の方も登壇。ここでトムのジェントルマン精神が…通訳の戸田さんの椅子をそっと引いて、座るようエスコートしていました。さすがトム。世界のトム。わたしも椅子、引いてほしいです!ラスト・サムライの名コンビふたたび会場からの質問を受ける形で記者会見は進みます。ラストサムライ以来13年ぶりに共に仕事をした感想を聞かれると、トムは監督の仕事への強い信頼や尊敬の念を語りました。監督が考えていること、おもしろい生き方、すべて尊敬しているし、何より常に手がける作品にたいしてリスペクトをもっている点がすばらしいと絶賛していました。二人の間に強い絆を感じました。また、日本で楽しみにしている事は?との質問に対し、東京のホテルからみる夜景がいつもすばらしいと語ったトム。前日午前1時に空港についたというトムは、ホテルに向かうまでの車から見える夜景もすばらしかったとコメントしていました。また、食べ物や、多くの友人に会えること、こうした記者会見の場も楽しみだと言っていました。また、トムが一緒に仕事をしたいと思う相手について、とにかく情熱をもっている人と一緒に作品をつくりたいと語りました。自分自身、もう何年も休まず仕事をしているが、それは4歳のころから好きでやっている事だから苦ではないし、むしろ好きなことだからずっとしていたいんだという俳優業への並々ならぬ情熱を語っていました。さらに今回のキャスト・スタッフについても、みんな情熱的ですばらしい現場だったと振り返っていました。長い時を経て再会!トム・クルーズと池松壮亮さてここでスペシャルゲストでさる俳優の池松壮亮さんが登場!池松さんは少年役でラストサムライで共演していたんですね。十年以上ぶりに会う池松さんに、監督もトムもこの笑顔!トムの名前にちなんだ日本酒が贈呈されました。そんな日本酒あったとは…気になります。当時のことを振り返り、まだ少年だったにもかかわらず池松さんがいつも完璧な演技をしていたことをトムと監督が絶賛していました。そして現在俳優として活躍していることについても「何も驚くことはないよ。彼は十年前からパーフェクトだった」と語りました。一方初めての映画デビューで超大物トム・クルーズと共演した池松さん。以降俳優としていつもトムを指標としていた、トムや監督との出会いがなければ、今俳優としての自分はいなかったかもしれないと語りました。そして最後のフォトセッションへ。映画づくりへの情熱を語っていたトム。「すべては観客のみなさんに喜んでほしいから。最高のエンターテイメントを提供していきたい」との言葉どおりの思いがつまった映画「ジャックリーチャー」をぜひご覧ください!最初から最後まで目が離せない!「ジャック・リーチャー NEVER GO BACK」イギリス人作家リー・チャイルドのベストセラー小説シリーズの18作目となる「Never Go Back」を映画化した本作では、元米軍エリートのジャック・リーチャー(トム・クルーズ)が、元同僚にかけられた無実の罪を解明するべく闇の組織と戦うことに。巨大な政府の陰謀の裏に隠された真実とは何なのか、そこに隠された国家レベルの秘密とは…。激しいアクションとスリリングな展開に最後まで目が離せません!●もっと知りたい方は…「ジャック・リーチャー NEVER GO BACK」は、2012年にトム・クルーズ主演で映画化され、世界興収2億1800万ドルのヒットを記録した前作「アウトロー」の続編です。原作となった小説「ジャック・リーチャー」シリーズは全世界で1億部を売り上げる大ベストセラーなので、小説を読んだり、前作の映画を見てから劇場に行くともっと深く面白さがわかりますよ!驚きのノースタント!?キレッキレのアクションに注目CGやスタントいっさいナシの、超ド迫力アクションがとにかくすごい!ハリウッドならではの豪快な爆発シーンや銃撃戦のシーンもあるのですが、これノースタントなの!?と驚く場面ばかり。ホテルのベランダをよじ上ったり、車のガラスを手で割ったり、はたまた建物の屋上から屋上へと飛び移ったり…乱闘シーンも54歳とは思えないキレッキレの動きがかっこいい!ドキドキハラハラの演出は必見です。また映画の後半に重要なシーンとなるニューオーリンズのハロウィンパレードも、見ていて楽しいですよ。超本格的な仮装パレードは、さすが本場という感じがします。ぜひ注目して見てみてくださいね。●実はアクションが苦手!?な編集部員の試写会の感想最後に、メディア向けの試写会に参加した編集部員の感想を。じつはアクション映画が大の苦手な筆者。爆発シーンは心臓に悪いし暴力的なシーンには胸が痛む。試写会前は、最後まで見られるかな…と不安に思っていました。映画が始まると、序盤からさっそく暴力シーンもあり、うわあ…と目を細めて見ていたのですが、いつのまにかジャック・リーチャーの世界にドハマりしてしまい、物語終盤の怒濤のアクションシーンでは前のめりになるほど夢中になってしまいました!またコビー・スマルダーズ演じる、ジャックの元同僚であり濡れ衣をきせられる女性少佐がとにかくカッコよすぎてしびれました!女性でありながら、男社会である軍で働くことの葛藤などもチラリと伺えるのですが、何があっても部下や仲間を信じ続ける強い心、部下の家族のことまで考えて全力で守ろうとする姿勢が素敵すぎる。もちろんアクションシーンでの華麗な身のこなしも必見です。■作品詳細タイトル「ジャック・リーチャー NEVER GO BACK」出演トム・クルーズ、コビー・スマルダーズ、ダニカ・ヤロシュ、ロバート・ネッパー他監督エドワード・ズウィック(『ラストサムライ』『ブラッド・ダイヤモンド』)脚本エドワード・ズウィック、マーシャル・ハースコヴィッツ(『ラストサムライ』『トラフィック』)製作クリストファー・マッカリー『アウトロー』、トム・クルーズ、ドン・グレンジャー(『M:Iローグ・ネイション』『アウトロー』)原作リー・チャイルド「Never Go Back」(2013年、シリーズ18作目)原題『Jack Reacher Never Go Back』配給東和ピクチャーズ公開11月11日(金)~公式サイトjackreacher.jp(C)2015 PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.
2016年11月08日トム・クルーズが元・米軍エリートの一匹狼を熱演し、世界興収2億1,800万ドルの大ヒットとなった『アウトロー』の続編、『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』。トムと『ラストサムライ』のエドワード・ズウィック監督の再タッグも話題を呼んでいる中、本作でトム演じるジャック・リーチャーの相棒を演じたコビー・スマルダーズについて、新たな事実が分かった。かつては米軍エリート秘密捜査官だったが、現在は街から街へと放浪を続ける一匹狼となったジャック・リーチャー。元同僚のターナー少佐と再会するため、所属していた米軍を訪れると、彼女がスパイの嫌疑で逮捕されていることが分かる。助け出した彼女とともに真相を追及していくリーチャーは、軍内部の不審な動きに気づいていく。やがて、彼が追いついた真実とは――。本作で、トムの新たな相棒にしてキーパーソンとなる、ターナー少佐を見事に演じきっているコビー・スマルダーズ。『アベンジャーズ』シリーズや『キャプテン・アメリカ』シリーズなどのマーベル作品で、サミュエル・L・ジャクソン演じる「シールド」長官の“右腕”エージェント、マリア・ヒル役としても知られている。コビーは、「こんな役をいただけて、本当に幸運だったわ。なにせ初めてエド(エドワード・ズウィック監督)と顔を合わせたとき、私は足を骨折していたの。あなたの次回作のアクション映画で役が欲しいって、松葉杖をつきながら説得しようとしたのよ」と、満身創痍の状態でありながら、本作への出演を直談判したことを明かす。とはいえ、アクションチームから課せられた撮影前のトレーニングメニューは手を抜かずに行ったそうで、「ボクサーに対するトレーニングと同じ方式で私を鍛えたわ。いまの私、人生でこれ以上ないほど鍛えられているんじゃないかしら。あとは下り坂よね(笑)」と笑顔でふり返っており、人生でもっとも磨き抜かれた身体で挑んだアクションシーンに自信をのぞかせている。ズウィック監督は、そんなコビーの熱意に心を打たれたそうで、「負傷していたにもかかわらず、格闘シーンを魅せようと懸命に務めていた。コビーは私たちの秘密兵器だった。彼女はコメディに天性の才能があるが、ドラマ性を演出する見事な技も持ち合わせている。これまで世の中にはあまり見せる機会がなかっただけなんだ」と語る。負傷をものともしないアクションに加え、演技の面でも新境地を切り開いたコビーの才能を称えている。さらに、トムも彼女について、「聡明で美しく、力強さも兼ね備えている。コビーはその魅力があり完璧だと思います」と大絶賛!続けて「リーチャーはターナー少佐の前任者として、その仕事がどれほど困難なものかを知っている。だから、つい巻き込まれてしまうんだ。リーチャーは電話口の声を聞いただけで、彼女が知的で、魅力的で、チャーミングだということを理解する。それらの要素を、コビーは役柄へ見事に持ち込んでくれたよ」と明かしており、“孤高のヒーロー”ジャック・リーチャーに相対する魅力を、コビーがすべて兼ね備えていることに言及する。陸軍調査指揮官として、ジャック・リーチャーの後任となるだけの説得力を持つ、稀有な才能を持った女優であることを証明して見せたコビー・スマルダーズ。彼女が体当たりで魅せた雄姿は、必見だ。『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』は11月11日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ジャック・リーチャー NEVER GO BACK 2016年11月11日より全国にて公開(C) 2015 PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.
2016年10月30日米BOX OFFICE MOJOは10月21日~10月23日の全米週末興業成績を発表した。超人気劇作家で俳優、映画監督・プロデューサーのタイラー・ペリーによる"マデアおばさん"シリーズ最新版の『Boo! A Madea Halloween(原題)』が初登場1位。10代の若者が集まるハロウィーンパーティーを舞台に、監視役を頼まれたタイラー・ペリー演じるマデアおばさんの前に巻き起こる騒動劇を面白おかしく描いた作品だ。2位も初登場の『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』。リー・チャイルド原作の小説『ジャック・リーチャー』シリーズを、トム・クルーズ主演で実写映画化した2012年公開のサスペンスアクション『アウトロー』の続編。『ラストサムライ』 でもクルーズとタッグを組んだエドワード・ズウィックが監督を務める。放浪を続けていた元米軍エリート秘密捜査官が、スパイ容疑で逮捕された元同僚の陸軍少佐の無実を証明するため、仕組まれた陰謀を暴く行動に出る物語。元同僚の陸軍少佐は『アベンジャーズ』シリーズのコビー・スマルダースが演じている。3位『Ouija: Origin of Evil(原題)』も初登場。欧米版"コックリさん"と呼ばれる降霊術"ウィジャボード"を題材にした、2014年公開のオカルトホラー『呪い襲い殺す(Ouija)』の続編で、新鋭のマイク・フラナガンがメガホンを取る。初登場3作品に押し出され、前週トップの『ザ・コンサルタント』は、4位に急降下。前週2位の『ガール・オン・ザ・トレイン』、同3位の『Kevin Hart: What Now?(原題)』もそれぞれ5位、8位に順位を下げた。その他初登場は7位の『Keeping Up with the Joneses』。郊外に住む夫婦が、隣家に引っ越してきた美男美女の完璧すぎる夫婦に疑いを持ち監視し始めたことから国際的なスパイ活動に巻き込まれていく。
2016年10月24日『アウトロー』待望の続編『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』。この度、10月20日(現地時間)にイギリスにて本作のロンドンプレミアが行われ、トム・クルーズを始め、コビー・スマルダース、ダニカ・ヤロシュ、エドワード・ズウィック監督、原作者のリー・チャイルドらが登場した。正義のためには手段は選ばない。元米軍エリート秘密捜査官にして、いまは街から街へと放浪を続ける一匹狼、ジャック・リーチャー。「この手錠はあんたの手に」店外に倒れている複数の男。ケンカの騒動で保安官に連行されそうになるリーチャーだが、彼は仕組まれた騒ぎだと知っていたかのようだ。不自然ないきさつの中、元同僚のターナー少佐と再会する為、かつて所属していた米軍を訪れると彼女がスパイの嫌疑で逮捕されている。何かの間違いだ、ありえない。助け出した彼女と真相を追及していくリーチャーは、軍内部の不審な動きに気付いていく。「リーチャーにどこまで知られた?」忍び寄る複数の影。彼が追いついた真実とは――。世界興収2億1,800万ドルのヒットを記録、日本でも大ヒットした前作『アウトロー』。その続編となる本作は、チャイルド氏のベストセラー小説「ジャック・リーチャー シリーズ」18作目の「Never Go Back」を原作に、『ラストサムライ』のズウィック監督とトムが再タッグを組んでいる。この日会場となったのは、イギリスのレスター・スクエア劇場。気温12度の肌寒い中、レスター・スクエアを一部区切られたレッドカーペットイベント広場には、厳選して選ばれたファン約300人が、トムらゲストが到着する1時間以上前から集まり、イベント会場外には、会場内に入ることができないにも関わらず大勢のファンが詰めかけていた。ファンの期待が高まる中、レッドカーペットに1番に登場したのは主演のトム。「来てくれてありがとう。いま、すぐ行くからね」と言い、真っ先にファンの元へ。そして数多くのファンひとりひとりに丁寧にサインをしたり、一緒に写真を撮影したりと、ファンサービスをしていた。その後、間もなくして原作者のチャイルド氏も到着し、続いてズウィック監督やヒロイン・コビー、ダニカらが次々に登場。北米では、本プレミアの翌日から公開される本作。公開前夜は緊張するものか?との問いにトムは「観客のことを考えるだけだよ。ファンのために映画を作ったんだ。様々な国、文化で観てもらいたいし、それが糧になるよ」とコメント。続けて演じたジャック・リーチャーとの共通点について問われると、分からないと最初は答えるも、「彼は世界中を旅するキャラクターだが、僕ももちろん世界中を旅する。僕はいつも仕事をしているんだ。週7日働く。ある映画の撮影をしているか、別の作品のポストプロダクションをしているか、もしくは次作の準備をしている。そこかもしれないね」と多忙な日々についても明かしていた。また、『ラスト サムライ』以来の再タッグとなるズウィック監督については「彼は伝説だ。類希な製作者であり、類希なストーリーテラーだ。作品の中のキャラの扱い方はとても気に入っている。彼と一緒に新作を製作するのが待ちきれないよ」と大絶賛しており、そんなズウィック監督と共に11月に来日を控えるトムは、「こんにちは。日本に行くのが待ちきれないよ。確かあと2週間だったはずだ。とても楽しみにしているよ」と日本のファンに向けてもメッセージを寄せた。一方のズウィック監督は、トムとの再タッグに「すばらしかったよ。『ラストサムライ』にはすばらしい思い出があるんだ」とふり返り、続けて「実はこの映画は“アウトロー(流れ者)”についての話だとも言えるねとトムと話していたんだ。あれは“侍”についてで、本作は“アウトロー”についてだというわけだ。そんな類似点があるのかもしれないね」と語った。そして監督も日本のファンに向けて「皆さんに映画を観て頂くために、2週間ほどで日本に行くのを楽しみにしているよ。日本の皆さんにはきっと楽しんでもらえると思う」とメッセージを残した。チャイルド氏も、トムが再びジャック・リーチャーを演じたことについて「最高だね」と大絶賛し、「すばらしい映画だと思うし、世界中にきっと楽しんで頂けると思うよ」と太鼓判を押した。『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』は11月11日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ジャック・リーチャー NEVER GO BACK 2016年11月11日より全国にて公開(C) 2015 PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.
2016年10月22日俳優のトム・クルーズが、『アウトロー』の続編となる主演最新作『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』(11月11日公開)を引っさげ、エドワード・ズウィック監督と共に来日することが明らかになった。"トム・クルーズの日"である10月6日に発表となった。トムが来日するのは、『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』(15)以来、1年3カ月ぶり22回目。エドワード監督は、『ブラッド・ダイヤモンド』以来9年ぶりとなる。2人は、11月上旬に行われるプレミアイベントと記者会見に出席する予定だ。本作は、元米軍エリート秘密捜査官にして今は街から街へと放浪を続ける一匹狼、ジャック・リーチャーをトム・クルーズが熱演し、世界興収2億1800万ドルを記録、日本でも大ヒットした『アウトロー』(13)の続編。リー・チャイルドのベストセラー小説『ジャック・リーチャー シリーズ』18作目の『Never Go Back』が原作となっている。前作で監督を務めた『ユージュアル・サスペクツ』(95)の名脚本家クリストファー・マッカリーから代わり、今作では『ラストサムライ』(03)で監督を務めたエドワード・ズウィックとトム・クルーズが再タッグ。キャスト陣には、『アベンジャーズ』(12)のマリア・ヒル役で一躍有名になったコビー・スマルダース、海外の人気ドラマシリーズ『HEROES』でのマリナ役が記憶に新しいダニカ・ヤロシュ、人気ドラマシリーズ『プリズン・ブレイク』で死刑囚ティーバッグ役を演じブレイクしたロバート・ネッパーら実力派がそろう。(C)2015 PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.
2016年10月06日親日家で知られるトム・クルーズが、主演最新作『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』を引っさげ、監督のエドワード・ズウィックとともに来日することが決定!トムの通算22回目となる来日が、日本記念日協会で登録されている列記とした記念日、10月6日「トム・クルーズの日」に合わせて発表された。元米軍エリート秘密捜査官にして、いまは街から街へと放浪を続ける一匹狼、ジャック・リーチャーをトムが熱演し、世界興収2億1800万ドルを記録、日本でも大ヒットした『アウトロー』に続く本作。リー・チャイルドのベストセラー小説「ジャック・リーチャー シリーズ」18作目「Never Go Back」を原作に映画化し、エドワード・ズウィック監督との『ラストサムライ』以来のタッグも話題を呼んでいた。キャストには、『アベンジャーズ』などマーベル作品でマリア・ヒル役を演じ、一躍有名となったコビー・スマルダース、大人気海外ドラマシリーズ「HEROES/ヒーローズ」マリナ役のダニカ・ヤロシュ、「プリズン・ブレイク」で死刑囚ティーバッグ役を演じたロバート・ネッパーなどの実力派俳優たちが脇を固めている。トムの来日は、映画のプロモーションとしては『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』以来、1年3か月ぶり、なんと通算22回目。ズウィック監督は、レオナルド・ディカプリオ主演作『ブラッド・ダイヤモンド』以来、9年ぶりとなっており、11月上旬にはプレミアイベント並びに記者会見が行われる予定。トムといえば、これまでに、『ナイト&デイ』の来日時には「VS嵐」や「しゃべくり007」に出演、『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』ではスカイツリーへの訪問、『オブリビオン』では「笑っていいとも」「徹子の部屋」と老舗バラエティ番組も制覇、『オール・ユー・ニード・イズ・キル』に至っては、1日で大阪、福岡、東京の三大都市を回る弾丸ツアーを敢行。前回の『ローグ・ネイション』では、歌舞伎町セントラルロードを大々的にプレミア会場としてしまうなど、来日のたびに我々を驚かせてくれた。果たして、22回目となる今回はいったいどんなPRを見せてくれるのか?親日家であり、ファンヘの神対応でも知られるトムの来日に期待が高まる!『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』は11月11日(金)より全国公開。(text:cinemacafe.net)
2016年10月06日トム・クルーズが元・米軍エリート秘密捜査官の一匹狼、ジャック・リーチャーを演じ、日本のみならず世界でも大ヒットした前作『アウトロー』(’13)。その続編となる『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』から、特別版30秒予告映像と共にトムが“アウトロー”な雰囲気を漂わせるティザービジュアルが解禁となった。元・米軍エリート秘密捜査官にして、現在は街から街へと放浪を続ける一匹狼、ジャック・リーチャー。彼が元同僚のターナー少佐と再会するため、かつて所属していた米軍を訪れると、少佐はスパイの嫌疑で逮捕されていた。すぐさま圧倒的な頭脳と腕を駆使して助け出した彼女と真相を追及していくリーチャーは、軍内部の不審な動きに気づく。「リーチャーにどこまで知られた?」忍び寄る複数の影。彼が追いついた真実とは――。『ラストサムライ』で監督を務めたエドワード・ズウィックとトムの再タッグで贈る本作。リー・チャイルドのベストセラー小説「ジャック・リーチャー シリーズ」18作目の「Never Go Back」を原作に、寡黙で、容赦のないキレ者のアウトローが再びスクリーンに帰ってくる。脇を固めるのは、『アベンジャーズ』シリーズのエージェント、マリア・ヒル役で一躍有名となったコビー・スマルダースをはじめ、大人気TVドラマシリーズ「HEROES/ヒーローズ」マリナ役のダニカ・ヤロシュ、「プリズン・ブレイク」で死刑囚“ティーバッグ”役を演じブレイクしたロバート・ネッパーなど、注目のキャストたち。今回到着した特別版予告は、トム演じる一匹狼のジャック・リーチャーが、「もはや敵なし」と言うしかない圧巻の映像に仕上がっている。彼には、仲間の危機や正義のためには決して容赦しない、という独自のルールがある。映像でも、「法が裁かなくても、この俺が裁く」という言葉の通り、自らの信念を貫き、拳ひとつで次々と敵を倒していくリーチャーの姿が確認できる。果たして、忍び寄る複数の影に、リーチャーはどのように立ち向かっていくのか、現在54歳のトムが、どのようなアクションを炸裂させてくれるのかは要注目。また、ティザービジュアルは、アウトローな雰囲気を漂わせる伏し目がちなリーチャーの姿とコビー・スマルダース演じるターナー少佐が背中合わせに。その一方で、下部には激しい攻防が繰り広げられる様子が映し出されている。 「決して、屈するな」=Never Give In、「決して、あきらめるな」=Never Give Up、「決して、戻るな」=Never Go Backと書かれた3つの“NEVER”が指す意味とは?前作で観る者を翻弄させたサスペンスが、本作でも描かれることになりそうだ。『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』は11月11日(金)より全国公開。(text:cinemacafe.net)
2016年08月19日映画『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』が2016年11月11日(金)に公開されることが決定。元米軍エリート秘密捜査官にして今は街から街へと放浪を続ける一匹狼、ジャック・リーチャーをトム・クルーズが熱演し、日本を含む世界で大ヒットした『アウトロー』。その続編となる今作は、『ラストサムライ』で監督を務めたエドワード・ズウィックとトム・クルーズが再タッグを組む。原作はリー・チャイルドのベストセラー小説『ジャック・リーチャー シリーズ』の18作目だ。脇を固めるのは『アベンジャーズ』でマリア・ヒル役を演じたコビー・スマルダース、海外のTVドラマシリーズ『HEROES』でのマリナ役が記憶に新しいダニカ・ヤロシュ、そして『プリズン・ブレイク』で死刑囚ティーバッグ役を演じたロバート・ネッパーなど、実力派キャストたちが揃う。CGやスタントは一切なし、トム・クルーズが自ら挑んだ生身のド迫力アクションが見所のひとつであった前作だが、今回到着した映像内でも、彼のアクションが炸裂している。観る者を翻弄させるサスペンス要素にも注目したい。■ストーリーケンカが発生したと通報がはいり、保安官が現場まで駆けつけると、そこには何人もの男たちが倒れていた・・・これは男がたった1人でやったことらしい。その男の名は、”ジャック・リーチャー”。手錠をかけられ、連行されそうになるリーチャーは、突然予言をし始める。鼻で笑う保安官だったが、結局リーチャーの予言通りとなる・・・。リーチャーは古巣である軍に立ち寄る為、現在の指揮官であるターナー少佐を尋ねて訪れるも、当の本人はスパイ容疑で逮捕されたと聞かされる。ターナー少佐ははめられたのだと感じたリーチャーは、彼女を助ける為動き始めるが、そこにはリーチャーを追う謎の影が・・・。しかし、軍で培った能力で次々に敵を倒していき、ターナー少佐を牢獄から脱出させることに成功。何かの陰謀が絡んでいる可能性があると踏んだ二人は、真相解明に乗り出す・・。【作品詳細】『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』公開日:2016年11月11日(金)出演:トム・クルーズ、コビー・スマルダース、ダニカ・ヤロシュ、ロバート・ネッパー他監督:エドワード・ズウィック脚本:エドワード・ズウィック、マーシャル・ハースコヴィッツ製作:クリストファー・マッカリー、トム・クルーズ、ドン・グレンジャー原作:リー・チャイルド「Never Go Back」(2013年、シリーズ18作目)原題:『Jack Reacher Never Go Back』北米公開:2016年10月21日(金)配給:東和ピクチャーズ(C)2015 PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.
2016年06月27日俳優トム・クルーズ主演の大ヒット作『アウトロー』の続編『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』が、11月11日より全国公開されることが決定し、第1弾予告映像が24日、公開された。元米軍エリート秘密捜査官にして今は街から街へと放浪を続ける一匹狼、ジャック・リーチャーをトム・クルーズが熱演し、世界興収2億1,800万ドルのヒットを記録した前作『アウトロー』。このたび、リー・チャイルドのベストセラー小説「ジャック・リーチャー シリーズ」18作目の『Never Go Back』を原作にした続編『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』の公開が決定した。公開された映像は、ケンカが発生したと通報が入り、保安官が現場まで駆けつけるところからスタート。1人で何人もの男たちを倒したとして、ジャック・リーチャーは手錠をかけられ、連行されそうになるが、リーチャーは突然「90秒以内に2つのことが起きる。まず、電話が鳴る。次に、この手錠はあんたの手に」と予言し、その予言通りになる。リーチャーは古巣である軍に立ち寄るため、現在の指揮官であるターナー少佐を尋ねて訪れるも、当の本人はスパイ容疑で逮捕されたと聞かされる。ターナー少佐ははめられたのだと感じたリーチャーは、彼女を助けるために動き始めるが、そこにはリーチャーを追う謎の影が。しかし、軍で培った能力で次々に敵を倒していき、ターナー少佐を牢獄から脱出させることに成功。何かの陰謀が絡んでいる可能性があると踏んだ2人は、真相解明に乗り出す。前作で監督を務めた『ユージュアル・サスペクツ』(95)の名脚本家クリストファー・マッカリーから代わり、今作では『ラストサムライ』(03)で監督を務めたエドワード・ズウィックとトム・クルーズが再タッグ。また、キャスト陣には、『アベンジャーズ』(12)のマリア・ヒル役で一躍有名になったコビー・スマルダース、海外の人気ドラマシリーズ『HEROES』でのマリナ役が記憶に新しいダニカ・ヤロシュ、人気ドラマシリーズ『プリズン・ブレイク』で死刑囚ティーバッグ役を演じブレイクしたロバート・ネッパーら実力派がそろう。前作では、CGやスタントは一切なし、トム・クルーズが自ら挑んだ生身のアクションが見どころのひとつであったが、今回到着した映像内でも、トム・クルーズのアクションが炸裂している。(C)2015 PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.
2016年06月24日トム・クルーズ主演最新作『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』が11月11日(金)より全国公開されることが決まり、第1弾予告映像が解禁になった。リー・チャイルド原作の“ジャック・リーチャー”シリーズを映画化した『アウトロー』の続編だ。第1弾予告映像本作の主人公ジャック・リーチャーは、元軍のエリート捜査官で、現在は放浪の旅を続ける“流れ者”。物語はリーチャーが、古巣である軍隊に立ち寄るところからはじまる。現在の指揮官であるターナー少佐を尋ねて軍を訪れたリーチャーは、少佐が何者かにはめられ、スパイ容疑で逮捕されたことを知る。軍で培った能力で少佐を牢獄から救い出したリーチャーは、何かの陰謀が絡んでいる可能性があると、ふたりで真相解明に乗り出す。第1弾予告映像は、ある街に流れ着いたジャック・リーチャーが、自分にとって障害となる人物を次々に倒し、目的を遂行していく様が描かれている。「法が裁かなくても俺が裁く」と言い放つ彼は、正義のためなら法律も守らない孤高のアウトローだ。監督は『ラストサムライ』でトム・クルーズと組んだエドワード・ズウィック。ターナー少佐を『アベンジャーズ』でマリア・ヒル役を演じたコビー・スマルダースが演じるほか、ダニカ・ヤロシュ、ロバート・ネッパーらが出演する。『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』11月11日(金)全国ロードショー!
2016年06月24日