2018年3月30日 07:45
【インタビュー】松坂桃李「悔いはない」――R18+は俳優人生で大きな一歩
いろいろな作品の扉を見つけることができたので、30代は扉を開けて、その色を濃くしていくのがメインになっていくと思います。そこから40代につなげたいですし」。
20代後半での、「賭けた」ともいえるあくなきチャレンジは実を結びつつある。三浦監督のほか、5月の公開が待たれる傑作『孤狼の血』や『彼女がその名を知らない鳥たち』で組んだ白石和彌監督、また『視覚探偵 日暮旅人』や『真田十勇士』でもインパクトを残した堤幸彦監督など、時代をリードする実力派監督たちとの縁を手繰り寄せ、愛された時間でもあった。30代、40代、50代…一体いつまで松坂さんは役者として居続けてくれるのか?
「ええ!?そうですね。うーん…まっとうできればいいと思うんです。例えば、僕が、もし腰が曲がって動けなくなっても、そういう役も1回くらいはできるかもしれないですし、もし声がうまく出せなくなっても、そういう役も1回くらいできるかもしれない。そうやって全部の役をひと通りやり終わったら、余生を過ごそうと思います(笑)」。
(text:Kyoko Akayama/photo:You Ishii)
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娼年 2018年4月6日よりTOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開
© 石田衣良/集英社2017映画『娼年』製作委員会
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