くらし情報『#MeToo時代の母の強さとは!?『ゲティ家の身代金』ほか映画6選』

2018年5月13日 14:15

#MeToo時代の母の強さとは!?『ゲティ家の身代金』ほか映画6選

監督はアイルランドの気鋭レニー・アブラハムソン。

【彼女が戦う相手は誘拐犯、そして世界一の大富豪】ミシェル・ウィリアムズ:アビゲイル・ハリス『ゲティ家の身代金』(2018)

フォーチュン誌によって、世界で初めての億万長者に認定された石油王ジャン・ポール・ゲティ。1973年、ローマで彼の孫が誘拐され、当時史上最高額とも祝える身代金を要求されたが、なんとゲティは身代金支払いを拒否!そんな世界一有名な誘拐事件を、巨匠リドリー・スコットが映画化した。

誘拐犯の男たち、圧倒的な財産を持ちながら身代金を支払わない義理の父ゲティ、薬中の元旦那と、彼女の周りに存在する男たちは、ことごとく障害となる。立ちはだかる男たちと金に翻弄されながら、それでもは母アビゲイル(ゲイル)は息子を救うため、強く前に進んでいく。彼女の唯一の目的は息子を無事に取り戻すことであり、ゲティ財団のお金は子どもを取り戻す手段でしかない。

「最後まで諦めない」という意思を繰り返し証明していかなければならない、ゲイルを演じるミシェル・ウィリアムズは語っている。

女性であるがために軽んじられ、過小評価され、除外される…
「もちろんこれはサスペンスに満ちたドラマではあるが、同時にフェミニズム映画でもあると思う。

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