【インタビュー】福士蒼汰×吉沢亮 7年ぶりの共闘――「かっこよく見えるには」研究を重ねる
そんな感じでやってたね。
福士:「こういう感じで、ここにいまーす。それで、これがこう来まーす」みたいな説明だったので、それぞれが頭のなかにイメージしていたものは…おそらく微妙に違っていたと思います(笑)。
──映像になって、実際に動いているホロウはいかがでしたか?
福士:動物的で、すごくリアルだと感じました。
吉沢:僕も「なんか動物っぽい!」と思いました。
福士:実写だからこその“リアル感”がホロウたちにも出ていて、いい意味で「気持ち悪いなあ」と。それに、現代の街並みのなかに、急にホロウが現れる“ミスマッチ感”だったり…まあ、一護が死覇装 (しはくしょう=BLEACHに登場する死神が身に纏っている黒い袴)を着ている時点でミスマッチなんですが(笑)、その違和感がすごく好きで。(佐藤信介)監督も「それを狙ってるんだよ」とおっしゃっていました。
──ちなみに、今作のオファー以前から原作を読んでいましたか?
福士:自分は読んでいなくて、出演のお話を頂いてから74巻までを一気に読みました。実は、普段は漫画を読まないようにしてるんです…ハマっちゃって、他のことを放り出して寝る間を惜しんで読んじゃうのが恐くて(笑)。