【インタビュー】福士蒼汰×吉沢亮 7年ぶりの共闘――「かっこよく見えるには」研究を重ねる
でも、一護を演じることが決まったので、「よし、読もう!」と思って読み始めたらやっぱりハマって、一気に読んじゃいました(笑)。
吉沢:僕はたぶん…連載したばかりのときぐらいから読んでいましたね。それこそ、小学校ぐらいから漫画を読んで、アニメも観て。『BLEACH』で育ったと言っても過言ではないぐらい、すごくい好きな作品なので、今回のお話をいただいたときは本当に嬉しかったです。
──まさか雨竜を演じるとは思っていなかった?
吉沢:思ってはないですね、まったく(笑)。「そっちか!」って思いましたけどね。話が進んでいくと、たくさん死神たちが出てくるじゃないですか。だから、もし『BLEACH』のキャラクターを演じるとしても、死神たちのなかの誰かかなあ?って思っていたら…雨竜だったという。
福士:ふふふ、クインシーのほうだったね(笑)。
吉沢:うん(笑)、だからそれがすごく嬉しかった。
──原作を読んで、「一護のここは、特にこだわって演じたい」 と思ったところはありましたか?
福士:ワードとしてパッとイメージがついたのは、「護(まもる)」という字でした。セリフのなかにも「俺が護る」っていう言葉が結構出てくるんですが、一護にとってはやっぱりその部分が大切なんじゃないかなと思いました。