【インタビュー】福士蒼汰×吉沢亮 7年ぶりの共闘――「かっこよく見えるには」研究を重ねる
母親が死んでしまったのは「自分が護れなかったせいだ」と思い込んで、今度は絶対にルキアを「護りたい」と思う気持ち…そこはまず第一に、大切にしないといけないと思って演じました。
──一護はヤンチャな面もあるので、普段の福士さんとはかけ離れたタイプなのかな?と感じました。
福士:自分にとって、挑戦ではありました。自分はあんなに明るくなかったり、口調が強いタイプではないので…毎回そういった役をいただくと、「挑戦だな」と思ってやっているんですが。でも今回は原作やアニメなど、ヒントになるような資料がたくさんあったので、それらを読み解いていくことで、自然と自分のなかに一護が入ってきて…それをふまえて、現場で中身の部分を作っていくという感じだったので、「すごく難しくて、悩みに悩みました」というキャラクターではなかったです。
──原作ファンの吉沢さんは、福士さんが演じる一護についてどう感じましたか?
吉沢:いやもう、かっこよかったですよ。
福士:ははは!(笑)
吉沢:「やっぱりハマってんなあ」って思いましたし。一護の破天荒さみたいなものって、以前ご一緒した『仮面ライダー』シリーズで福士くんが演じていた役(如月弦太朗)