2018年7月25日 06:00
新人監督のデビュー作が、連日満席の大ヒット!『カメラを止めるな!』が“感染拡大”する理由
「見終わった時の爽快感と多幸感が半端なくて、監督と出演者に拍手を送りたくなった映画は初めて」と、鑑賞後の爽快感や、自然と拍手が巻き起こる場内の一体感が“半端ない”といった感想も。
また、“ネタバレ厳禁”であまり多くを語れないタイプの映画であるため、「最高だから!!事前情報仕入れず見て!」「トリッキーな作りなので、興味のある人は事前情報を何も入れずに観て欲しい」「何を言ってもネタバレになる系の作品なので何も言えませんが『面白さ』で今年トップクラス」といった声も相次いでいる。
斎藤工も称賛!“感染拡大”の要因は…
まったく趣の異なる二部構成の本作を貫くのは、愛だ。映画愛に俳優愛、ゾンビ愛、家族愛、恋愛、友愛、全てがスクリーンに息づいている。そして、それは映画を観た者にも確実に“感染”していき、心に元気をもらって爽やかな気持ちで劇場を後にしたならば、この感動を誰かに伝えたくてたまらなくなる。
その意味では、全くの対極にある、潤沢な予算と最先端CGで創り上げたスピルバーグ監督の愛あふれる超大作『レディ・プレイヤー1』とも相通じるものがあり、冴えない高校映画部の『桐島、部活やめるってよ』や『スター・ウォーズ』シリーズでお馴染みのマーク・ハミルが重要人物を演じる『ブリグズビー・ベア』ほか、現在ドラマが放送中の『チア☆ダン』や若き漫画家たちを描いた『バクマン。