ケイト・ブランシェットに惚れる!『オーシャンズ8』の頼れる右腕がカッコよすぎ
国家が惚れる!女王を演じた『エリザベス』2部作
1998年の『エリザベス』は、彼女のキャリアの中でもエポック的な作品だ。前王の異母姉メアリー1世が死去し、25歳の若さで王位を継承したエリザベス1世を演じた。エリザベス1世は陰謀渦巻く中で、国の弱体化の原因となっていた宗教の統一を目指し、“国家と結婚します”と宣言。生涯独身を通し、処女王(ヴァージン・クイーン)と呼ばれて愛された。
初々しく懸命で、若くして孤軍奮闘する姿は、当時ハリウッドに進出したばかりだったケイト自身とも重なる。また、そのカリスマ性溢れる姿は、後のガラドリエル役などにも継承される彼女の絶対的なイメージとなっていく。『エリザベス』では在りし日のリチャード・アッテンボロ-をはじめ、ジョセフ・ファインズ、ジェフリー・ラッシュ、ヴァンサン・カッセル、ダニエル・クレイグなどの若き日も堪能でき、続編となる『エリザベス:ゴールデン・エイジ』にはエディ・レッドメインが暗殺者役で登場している。
“大富豪”ディカプリオも惚れる!『アビエイター』
レオナルド・ディカプリオとスコセッシ監督がタッグを組み、実在した大富豪ハワード・ヒューズの半生を映画化した『アビエイター』。