2018年9月4日 18:30
4館から50館へ拡大!『判決、ふたつの希望』早くも「今年一番」の声
と絶賛する声が多数寄せられている。
宗教や民族などが深く関わる本作とあって、すでに本作を観賞した人たちからは「パレスチナ人とレバノンの関係を少し勉強して行った方が楽しめるかも」と、予備知識を入れてみた方が良いという投稿や、「パレスチナ問題ってこういう一面もあるのか。あまり報道されないので、知る機会を得た」と、改めて他国の情勢に触れる機会も作った本作。
“法廷もの”ながら、鑑賞者の男女比は半々と意外にも女性客の動員も多く、内、年齢層は高めではあるものの20代からシニアまで幅広い。また単独、夫婦、友人同士、団体など形態が多様なのも特徴的で、女性からも支持されるのは、そんなドラマとしての評価の高さがしっかり伝わっていたからなのかもしれない。
◆ラストに待つのは感動…?
一方、複雑で難しいばかりかと思えば、「笑えて泣けて考えさせられる作品」「社会派作品だけど重すぎずテンポもいいから暗い気分にはならなかった」「歴史的な重いテーマを扱いながらエンタメとしても面白い」「俳優さんたちもすごいよかった…」といった投稿も。
また、「政治的に描くだけでなくエンタメ映画としてパッケージした手腕が最高。最後は清々しさまで感じるラストは天才かよ、と。