山崎賢人が変わった!“学生服を脱いだ”いま、新たな魅力見せる
これからも何度もご一緒したい」と再タッグに意欲を見せており、念願の福田組となった山崎さんも「ものすごく楽しかった。笑いを堪えるのが地獄でしたし、表情筋がバグりそうになったこともありました」と独特の表現で語り、「人を笑わせることがどれだけ、難しいことか思い知りました」とまだまだ演じ足りない様子?文字どおり、“タダモノじゃない”制服姿は貴重だ。
「陸王」熱いハートを持つ役者としての成長
2017年10月期に放送された「陸王」では一転、「下町ロケット」など人情職業ドラマを生み出してきた日曜劇場で池井戸ワールドにハマることに。最終回が20・5%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)と人気を博した同作では、老舗足袋屋「こはぜ屋」四代目社長・宮沢紘一(役所広司)の就職活動中の息子・大地を好演。
当初、「足袋屋がランニングシューズを作るなんて夢物語」ととらえていた大地は、“人はなぜ働くのか”という根本な問いや職業観について、視聴者に近いところから見つめた。大地は父をはじめ、周囲の人々との関わりのなかで回を追うごとに成長を見せていったが、役所さんや寺尾聡ら日本を代表するベテラン俳優や個性派俳優たち、そして同世代の竹内涼真らにも引っ張られる形で、山崎さん自身もまたドラマ撮影中に大きく成長していった。