山崎賢人が変わった!“学生服を脱いだ”いま、新たな魅力見せる
「トドメの接吻」チャラいだけのホストじゃなかった!
かと思えば、明けた2018年1月早々、初主演ドラマ「トドメの接吻」では「欲しいのは愛なんかじゃない、目に見えるモノ――カネと権力だ」と言い放つ“クズ”な主人公のホストとなり、またまたファンの意表をつく。山崎さんが演じた主人公・旺太郎は、ただのチャラいホストではなく、実は複雑な内面を持ち、誰かのために自ら“死のキス”を選ぶことのできる情に厚い男。『帝一の國』「ROOKIES」などの青春群像劇やドラマ「デスノート」を手掛けてきた脚本家・いずみ吉紘のオリジナル脚本であることも特徴で、山崎さんは今作でも、謎の“キス女”を演じた門脇麦や、新木優子、新田真剣佑、志尊淳ら新たな魅力が炸裂した周囲にも引っ張られ、評価を集めた。
また、盟友の菅田さんが主題歌を担当、不思議な立ち位置から山崎さんや門脇さんに関わる役柄に扮し、久々に“濃い”共演が実現して双方のファンを歓喜させた。菅田さんは同世代キャストの集結に、「『こいつら面白いな』と思ってもらえるチャンスにもなる」と語っていたが、それは確かに実現したといえる。
『羊と鋼の森』ピアノの調律師に挑んだ主演最新映画
山崎さんが持つ魅力、特にそのピュアさをじっくりと堪能できる1本。