斎藤工『麻雀放浪記2020』、「チャランポ」ももが“地下アイドル”に!「とにかくビックリ」
また、その地下アイドルたちを抱える芸能プロダクションの社長で、ドテ子の部屋に転がり混むクソ丸を、実力派俳優・竹中直人。そして、かつて加賀まりこが演じた哲に麻雀を教えたアパートの大家であり、麻雀クラブ「オックスクラブ」のママでもある八代ゆきには、タレントやモデルと多彩に活躍するベッキー。初めての麻雀にも関わらず、見事な牌さばきを披露する。
ドテ子役を務めるももさんは、これほどの規模の映画出演は今回が初めて。出演オファーに「え、私に?」と驚いたそうで、「あまりにも話が唐突で大きすぎて、とにかくビックリ、それだけでした」とコメント。「ぶっ飛んだ設定とキャラクターに最初は少し驚きましたが、演じた“ドテ子”というキャラクターに親近感や共感を覚えながら、次第に白石監督のリクエストに応えることにものすごくやり甲斐を感じられるようになって、緊張はいつの間にか消えていました」とふり返っている。また、八代ゆき役のベッキーさんは「クラブオックスのママは、背伸びしても、いや、脚立に登っても追いつかないくらい色気のある、オトナな女性。試行錯誤しながら、演じさせていただきました」と明かし、「斎藤工さんは、“映画を心から愛している方”という印象があったので、今回映画でご一緒できて本当にうれしかったです。