【インタビュー】憧れの22歳、ヘイリー・スタインフェルド「私には映画と音楽があった」
という。
「チャーリーにとっては古い車いじりが、自分の開放になり、逃避にもなっている。私にとっての“車いじり”は映画と音楽ね。スタジオで音楽を作ったり、撮影現場でお芝居をしたり。もちろん、ビーチを歩きながら新鮮な空気を吸ったり、好きな音楽を聴いたり、大好きな人たちと一緒に過ごしたりするのも好き。そのすべてが開放になっているの」。
一緒に仕事がしたい監督は「たっくさん!」
仕事を楽しみ、自分の時間を楽しむ。彼女が等身大を演じてこられた理由は、その姿勢にありそうだ。
とは言え、デビュー作『トゥルー・グリット』では弱冠14歳でアカデミー賞候補になり、いまはこうして大作映画に堂々主演。理想が高くなる一方では?
「恵まれてきた分、それはあると思う。その中で大切にしたいのは、作品の持つメッセージ性ね。作品を通して発信できる立場になれたら素敵だと思う。メッセージを背負えるような、強い女性を演じたい。こう言いつつ、行ったことのない土地で撮影する作品だったら、それだけで“やる!”と言いたくもなるのだけど(笑)」。
また、「監督や共演者の存在も作品選びの大事なポイント」と付け加えるが、組んでみたい監督は「たっくさん!」。