【インタビュー】憧れの22歳、ヘイリー・スタインフェルド「私には映画と音楽があった」
そして、「これだけは絶対に言っておかなくちゃ」と切り出す。
「コーエン兄弟ともう一度組みたい。『トゥルー・グリット』のときの私は13歳で、もちろん彼らがどれほど偉大か十分理解していたつもり。撮影中も、作品の完成後も、大勢から“君は本当にラッキーだ”と言われたわ。分かってたのよ、それは。十分にね。でも、幼い私は“ええ、そうね。OK”って感じだったと思う(笑)。
その後、年齢を重ね、お芝居を続けてきた中で、あれは本当に幸運な出来事だったと実感している。もう一度彼らの現場に立てるなら何でもするわ」。
本作を通してアクション映画が大好きに
一方、尊敬する俳優はというと、「それもたくさんいる(笑)」。強いて挙げるなら、『はじまりのうた』で共演したマーク・ラファロとキャサリン・キーナーだそうだ。
「俳優の先輩としても、人としても大好き。彼らは映画やドラマにすごく詳しくて、撮影の合間にもいろいろな作品について話していたの。そのほとんどが私の知らない作品だった。私は話に加わりたくて、お願いしたわ。
“私が見るべき作品のリストを作って!”とね。そしたら、2人は撮影が終わるころに長いリストをくれた。100作くらいかな」。