ペ・ドゥナ、駆け込みセーフに日本語で「遅れて申し訳…」 ARATAも板尾もホッ…
と苦笑いを浮かべるペ・ドゥナ。今回、心を持ち、あろうことか恋までしてしまう空気人形という役を引き受けると決めたときの気持ちを聞かれ「全てのセリフが日本語で、しかも人形の役ということで難しそうだとは思いました。でも是枝監督の作品は全て観ていて、大好きだったのでオファーをいただけて嬉しかったですし、迷いも戸惑いも計算もなく引き受けました」と語った。さらに演じるに当たっては「特に役を“演じる”ということを意識したり、イメージを作ったりはしませんでした。人形が心を持つということについては、赤ちゃんがこの世に生まれたような感覚で演じました。外の世界に出るシーンでは、心を真っ白にして、キラキラするものや動くものを見たり触ったりするときも、まさに人形のような気持ちでした」とふり返った。
空気人形の元の持ち主である秀雄を演じた板尾さんは、当初の会見で「ペ・ドゥナが遅れているので、代わりにうちの嫁を連れてこようかと思いました…。早く来ないかな」と落ち着かない様子を見せていたが、共演について聞かれると「彼女はすごく真面目でしっかりしてて、気迫が伝わってきました。
空気人形が秀雄と向き合い、思いをぶちまける場面があるんですが、そのシーンまで僕はあんまり役以外のところで話をしない方がいいと思って…。