キアヌが大抜擢!『ジョン・ウィック』で注目の “ノンバイナリー”俳優に迫る
に暗殺を依頼し、完全無欠のジョン包囲網を構築していく。いかなるときも無表情を貫き、冷酷無慈悲かつ用意周到に主席連合の絶対的な権力を駆使して、ジョンを追い詰めるその仕事ぶりはまさにプロフェッショナル!これまでジョンに襲いかかってきた敵とは異なり、武力ではなく、知力を駆使する要注意人物なのだ。
キアヌが大抜擢、知力を駆使するキャラクターに「間違いない!と確信」
キアヌのアイディアで生まれたという、唯一無二の存在感を放つこの役を演じるのは、本作が映画初出演となるエイジア・ケイト・ディロン。Netflixのヒットシリーズの1つ「オレンジ・イズ・ニュー・ブラック」を経て、TVシリーズ「ビリオンズ」(’17~19)で性別を選ばないキャラクター、テイラー・メイソンを演じ高評価を受けており、私生活でも男女どちらにも分類されない、“第3の性”とも呼ばれる“ノンバイナリー”であることを公言している。2017年にアメリカで開催された「MTV Movie & TV Awards」において、対象を性別で分けない初の演技賞である「最優秀俳優賞」が設けられ、エマ・ワトソンが受賞した際には、そのプレゼンターに抜擢されるなど、現代のジェンダーにまつわる課題に取り組む人々の尊敬を集めている。