2019年10月30日 08:00
【インタビュー】「一生残るデザインを」韓国屈指のデザイナー陣が語る映画ポスターの在り方
が手がけたポスターは全部好きです。それこそ、荻上直子監督の映画ポスターや、台湾映画『愛情萬歳』の日本版ポスターもデザインがユニークで好きです。ポン・ジュノ監督の『ほえる犬は噛まない』日本版ポスターも好きです」と、次々に飛び出してくる。
実は「propaganda」で初めて担当したのが、日本映画『ハチミツとクローバー』(2006)だったそう。「その後、『嫌われ松子の一生』や『黄色い涙』、『東京タワー』など、立ち上げ当初は日本の作品が多かったので印象に残っています」。
「大きな商業映画の日本版ポスターで、登場人物を切り取って背景を白くし、文字をいっぱい入れ込むようなデザインになっていることをみたことありますが、韓国では受けないデザインだなと思ったことはありました。それに対し、日本の独立映画やアート系の映画のポスターは好きで、『propaganda』の感性にあうデザインも多いなと思っています」。<取材協力:KIM RANHEE>
(text:cinemacafe.net)
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