くらし情報『【映画と仕事 vol.2】気になるあの映画の予告編、どうやってできてるの? 監督、宣伝チームの思いを90秒で形にする』

【映画と仕事 vol.2】気になるあの映画の予告編、どうやってできてるの? 監督、宣伝チームの思いを90秒で形にする

と言ってたら、本当になくなってしまって、私が入社して5年くらいでもう全てデジタルかDCP(デジタルシネマパッケージ)になってました。(移行が)早かったですね。それまでは大きなフィルムを抱えて運んでたんですけど、いまはほとんどデータでのやり取りです。

――作業工程も大きく変わったんですね。

昔はDVDもまだ普及してなくてVHSに映像を取り込んで、編集して、最終的にフィルムに焼いて映写機にかけていました。そういう意味で、ちょうどいい時代を過ごせたのかなとも思いますね。フィルムの最期の時期を見つつ、デジタルでの作業に初期から携わることもできました。いまは「現像って何ですか?」という人も多いかもしれませんね(笑)。


――デジタルへ移行し、WEBの興隆によって、予告編やプロモーション映像を、人々が目にする回数も増えて、その存在価値も大きく変わったと思います。

そうですね。何と言ってもスピード感が違いますね。フィルムの時代は現像にも時間がかかりましたけど、いまは作ってすぐ見れるようになりましたし、こちらが求められるスピードも変わりました。

――以前は映画館かTVスポットくらいでしか目にしなかった予告編をいまではスマホや電車の広告などでいつでも見られるわけですしね。

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