2020年1月13日 12:00
【インタビュー】人間&ロボットを好演したソ・ガンジュン 、今後は「一人二十役にも挑戦してみたい」
そのシーンは、人間として演じました。
おとぎ話のように、人間になりたがっているロボットが本当の人間になって、人間対人間としてソボンに再会するシーン。結末は、二人で離れた場所で暮らすんじゃないでしょうか。みんなにはロボットという事実が知れ渡ってしまったし、遠くの島へ行って二人で幸せに暮らすと思います。
いつかはナム・シンIIIがひとり残されるんでしょうね。サッドエンディングかもしれないですけど。それから、ソボンが旅立った後、自分で動作を停止させるんじゃないかな。こんな結末を想像してみました。
――物語を見進めていくと、人間ナム・シンも実はそんなに悪い人間ではない、ということが分かる気がします。そんな人間ナム・シンの魅力についてはどう思われますか?
人間ナム・シンは愛情に飢えた人物です。誰か味方がいたわけでもなく、愛されたこともなく。人間ナム・シンの居場所をナム・シンIIIが奪ったと思っているので、そういったことから性格が歪んでしまったんだと思います。外から見たらシニカルだけど、実はとても心が温かい人物なんですよ。可哀想で、抱きしめてあげたい人物。たくさんの関心と愛情が必要なんです。