くらし情報『世界が抱える問題描く『レ・ミゼラブル』は「小さな屈辱や嫌がらせの積み重なり」シンポジウム開催』

2020年2月13日 16:30

世界が抱える問題描く『レ・ミゼラブル』は「小さな屈辱や嫌がらせの積み重なり」シンポジウム開催

そういう時に『本当に?』と一度エクスキューズを持つことが大切です」「テロや暴動など、今の恐怖にとらわれると視野は狭まっていきがちです。そういう時ほど、過去を振り返ってみると、もうそこにヒントがあり、答えの一つがあったりする。希望と考えると、もうそこにあるよということでしょうか」と一度立ち止まることが大切だという。

森さんは「この映画のラストシーンをどう考えていいのかわかりません。まだ考えは定まっていませんが、ある種の希望であると思っています。怒りです。不当な扱い受けたことに対して、まだ怒りをはく奪されていない若者が声をあげる。それはすごく大きいことだと思っています」「自分にも同じ権利があるのだという怒りを忘れないこと。
それがこの映画の強烈なメッセージではないのかと、私自身は見ています」と話していた。

『レ・ミゼラブル』は2月28日(金)より新宿武蔵野館、Bunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)

■関連作品:
レ・ミゼラブル(2020) 2020年2月28日より新宿武蔵野館、Bunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開
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