くらし情報『イーサン・ホーク主演「ストックホルム症候群」の語源となった事件描く最新作』

イーサン・ホーク主演「ストックホルム症候群」の語源となった事件描く最新作

ラースの犯罪仲間クラーク役を、『キングスマン』シリーズや『裏切りのサーカス』などで知られる英国出身の名バイプレイヤーであるマーク・ストロングが演じるなど、実力派たちの演技アンサンブルは必見。

製作には『ゲット・アウト』『アス』などのヒットメーカー、ジェイソン・ブラムが参加、製作陣には人気俳優ウィル・スミスの会社も名前を連ねている。また、音楽にこだわりのあるバドロー監督らしく、劇中歌には「新しい夜明け」「今宵は君と」「明日は遠く」「君と二人きり」などボブ・ディランの名曲が登場。それらは自由の国アメリカに憧れるラースの心境や、1970年代当時のスウェーデンの雰囲気を感じさせ、強い印象と情感を醸し出す。

「ストックホルム症候群」は、1996年に起きた「在ペルー日本大使公邸占拠事件」においても同様の事象が起きており、「リマ症候群」とも呼ばれている。極限状態の中で、なぜ、正反対の立場の彼らが命の危険を感じながらも心を通わせたのか?人間が持つ不思議な共感能力を、ユーモアを交えながらスリリングに描き出していく。『ストックホルム・ケース』は11月6日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷、シネマート新宿、アップリック吉祥寺ほか全国にて公開。

(text:cinemacafe.net)

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