大人も必見!性教育にとどまらない人生に必要不可欠な学びが詰まった青春ドラマに注目
世界的には、イギリスのある高校を舞台にした人気シリーズ「セックス・エデュケーション」(Netflix)が知られている。奥手の高校生オーティス(エイサ・バターフィールド)が、セックスセラピストの母さながらに学校内でセラピーを始めたことで、同級生やその親、教師たちも巻き込み、恋愛関係、友人関係、親子関係などが変化と成長を見せていく。
10代の恋愛とセックスにまつわる悩みから避妊、中絶、性暴力などについても網羅し、同年代のみならず大人世代の支持も高い。それぞれのキャラクターを多面的に描くリアルさ、80年代の名作青春映画の影響を受けた映像や衣装、セットなどに引き込まれているうちに、ハッとさせられ、心を打たれる瞬間が毎回登場する。
社会とも密接に関わる「17.3」が踏み込む領域
「17.3」も、高校生の性体験や性感染症、性自認(ジェンダー・アイデンティティ)と性的指向(セクシャル・オリエンテーション)の流動性、さらにセルフプレジャー、体形の悩みなど等身大かつリアルなテーマを取り上げてきた。
第6話では祐奈(秋田汐梨)が自分の胸のサイズに悩み、そのせいで彼氏が冷めてしまったと悩む姿が描かれた。