くらし情報『濱田岳インタビュー「ライバルはチョンマゲ」 自称“小心者”が明かす非正統派の魅力』

2009年12月4日 19:46

濱田岳インタビュー「ライバルはチョンマゲ」 自称“小心者”が明かす非正統派の魅力

(Photo:cinemacafe.net)

(Photo:cinemacafe.net)

この若さで“個性派俳優”と称される役者も珍しい。濱田岳、21歳。先頃DVDがリリースされた『鴨川ホルモー』では、主人公の親友でエキセントリックな帰国子女の京大生・高村を好演。劇中、現代劇にもかかわらずチョンマゲ姿を披露し、なんと織田信長(のモノマネ)まで演じている。「『人間五十年』の舞いまで満喫しちゃいました」と屈託なく笑う一方で、「人前で演技するのがいまだに恥ずかしい」とも。個性派俳優であればあるほど、その素顔が気になるところ。この『鴨川ホルモー』を始め、映画、ドラマへの出演が続く濱田さんに話を聞いた。

「一般に“役作り”と言われるものがよく分かんないんです」。
そう語りつつ、役柄へのアプローチについて濱田さんはこう語る。
「演じる役柄がどんな人間であれ、多かれ少なかれ僕の中にあるものなんですよ。高村のようなぶっ飛んだ部分も、根暗な部分も。自分の心の中のそういう部分を見つけて拡大していく、それが僕の第一の仕事ですかね。だから、語弊があるかもしれないけど、殺人者の役をやるとしたら、自分の中にほんの少しだとしてもあるであろう、そういう要素を探すことから始めると思います。

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