【るろ剣リレーインタビュー 第3回】青木崇高、“陽”のキャラクターで観客の心まで明るく照らす
大丈夫かなって不安もありましたけど、いろんなアクションシーンで助けてもらって、なんとかキャラクターを成り立たせることができたかなと思います。
大友(啓史)監督とパート1を携えてロスに行った時の現地のお客さんの反応がすごく面白くて。各キャラクターが出るたびに拍手したり口笛を吹いたりしてくれて、左之助のキャラクターもすごくウケていたので、もし続編やるなら、海外の人ももっと楽しめるようにと意識もしていました。
“陽”のキャラクターで明るく照らす
――過去作で左之助が「お前の傷を治すのは俺の役目じゃない」というセリフを言った際、海外の観客が「よく言った!」という感じでメチャクチャ盛り上がったという話を大友監督がおっしゃっていました。原作も含め、国内・海外を問わず人気の高いキャラクターですね。
(登場人物たちは)暗い過去を背負っているじゃないですか。“陰”のキャラクターが多い中で、左之助は数少ない“陽”のキャラクターなので、そこは明るく照らさないといけないなと思っていました。もちろん彼は単純なヤツじゃない。
思いやりのある明るさを持っているっていうのは物語の中でも必要なんじゃないかなと思います。