くらし情報『国際女性デーにオススメ『わたしは最悪。』『パリ13区』『三姉妹』ほか女性映画の新機軸』

2023年3月7日 10:30

国際女性デーにオススメ『わたしは最悪。』『パリ13区』『三姉妹』ほか女性映画の新機軸

らの影響を受けながら人生を模索する。“王子様と結婚したら、めでたしめでたし”で本当にいいのか、「シンデレラ」を語り直すシーンが象徴的。そこで反対の声が大きくなってしまうのも、いまの日本の映し鏡。

国際女性デーにオススメ『わたしは最悪。』『パリ13区』『三姉妹』ほか女性映画の新機軸

『ドライブ・マイ・カー』以降も活躍目覚ましい三浦さんの存在感に注目だ。

ザリガニの鳴くところ(2022)

ノースカロライナ州の湿地帯で、地元の有力者の息子が変死体となって発見される。犯人として疑われたのは、「ザリガニが鳴く」といわれる湿地帯を6歳のころから1人で生き抜き、周囲から“湿地の娘”と呼ばれていたカイア(デイジー・エドガー=ジョーンズ)。彼女が将来有望な青年を殺したのか、それとも…。


新たな才能デイジー・エドガー=ジョーンズ主演、リース・ウィザースプーン製作、オリジナル・ソングをテイラー・スウィフトが手がけた本作は、殺人事件から始まるミステリーと、彼女の無実を信じる者たちによる法廷劇、成長とともに恋を知るカイアのラブストーリーであり、サバイバーの物語。
湿地帯の自然が四季によって少しずつ表情を変えるように幾つもの顔を持つ。

国際女性デーにオススメ『わたしは最悪。』『パリ13区』『三姉妹』ほか女性映画の新機軸

不自然な摂理に基づく人間社会を毎日、何とか生き抜いている、きっとそれだけでも讃えられることなのだ。

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