くらし情報『国際女性デーにオススメ『わたしは最悪。』『パリ13区』『三姉妹』ほか女性映画の新機軸』

2023年3月7日 10:30

国際女性デーにオススメ『わたしは最悪。』『パリ13区』『三姉妹』ほか女性映画の新機軸

が同級生に馴染もうと金髪ウィッグでパーティーに出かけたところ、カムガール(ウェブカメラを使ったセックスワーカー)である“アンバー・スウィート”(ジェニー・ベス)と間違われ、学生たちからSNS上やリアルで惨い誹謗中傷を受けてしまう。

今年の「国際女性デー」のテーマは「全てをデジタルに:ジェンダー平等のためのイノベーションとテクノロジー」として、デジタル空間における女性と少女の権利を保護するために何ができるかに焦点が当てられており、その意味でも示唆を含んだ1作となるかも。
国際女性デーにオススメ『わたしは最悪。』『パリ13区』『三姉妹』ほか女性映画の新機軸

また、台湾系のエミリー(ルーシー・チャン)が新しいルームメイトである高校教師のカミーユ(マキタ・サンバ)にセックスライフを尋ね、出会い系サイトについて同僚と軽快に会話する場面もあり、アジア系女性は控えめで貞淑というステレオタイプを感じさせない。全編モノクロームの映像がキラキラでカラフルな“パリの恋愛映画”のイメージを打破するように、体温を感じさせる等身大の人間像を描き出している。

わたしは最悪。(2021)

アートや写真に関心を持ち文才もありながら、人生の脇役のような気分のユリヤ(レナーテ・レインスヴェ)。グラフィックノベル作家である年上の恋人アクセルが「君はいい母親になる」

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