くらし情報『【インタビュー】永山絢斗×高杉真宙が映画界に思うこと――作品づくりへの向き合い方と意識の変化』

2023年5月12日 07:45

【インタビュー】永山絢斗×高杉真宙が映画界に思うこと――作品づくりへの向き合い方と意識の変化

まぁでも、アクションシーンの撮影は俺らは苦労続きだったけど、お客さんにはそんなこと気にせず楽しんで観てもらいたいです。

これからの映画界に思うこと
「人生を少しでも変える作品を」

――永山さんは2007年、高杉さんは2009年に俳優デビューされ、同じ時代を役者として生き抜いてきた間柄でもあるかと思います。映像・映画界の歩みをどうご覧になっていますか?

永山:このままだと海外で戦える作品が生み出せないなとは思います。コンプライアンスに縛られすぎなんだと思います。この前、映画祭で韓国の映画人と話して「低予算でもガツガツ作っていかないと。このままだとヤバいよ日本」と言われて悔しかったです。実際韓国は勢いがありますよね。

高杉:どこにも配慮しないで言うと、もうちょっと時間をかけて作りたいですよね。


永山:単純にお金がないんでしょうね。でも、お金がなくてもいいものを作ることができるでしょうし、諦めたくはないです。夢を持って仕事していますから。

先ほど韓国の話をしましたが、本来は勝負事じゃないんですよね。芸術というものを日本の中で生み出せるかどうかの話ですから。ただまだまだ水商売というか色物というイメージが強いとも思うので、変わらなければいけない部分は多々あると感じています。

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