深田恭子インタビュー 愛は自己チューに? 恋に落ちるスイッチは…

(Photo:cinemacafe.net)
深田恭子とは何者か――?かなりキャラクターの濃い、ときにエキセントリックとも言えるような役柄をもこなすが、不思議と彼女が演じると、実際にいてもおかしくないように感じてしまう。そして、この役のキャラクターこそが素の彼女なのでは?などという思いすら抱かせる。彼女がいわゆる“不思議ちゃん”扱いされる所以でもある。最新作『恋愛戯曲〜私と恋におちてください。〜』は、あの天才・鴻上尚史が自身の人気戯曲を映画化した作品。深田さんは、“恋に落ちないと原稿が書けない”という崖っぷちの脚本家・谷山を演じている。タイトルに“恋愛”と付くからには、深田さんの恋愛観を聞かねばなるまい!果たして、深田さんが恋に落ちる瞬間とは?
自ら恋に落ち、その恋愛を脚本へと反映させていく谷山。仕事とプライベートの境目を持たないのが彼女のスタイルと言えるが、深田さん自身、プライベートの体験が役に反映されたり、逆に役にプライベートが侵食されるという経験は?と尋ねると「全くないですね」と笑顔でピシャリ!
「役に共感しながら演じるということがないんです。
役に近づく上では、共感ではなく衣裳やメイク、髪型とか分かりやすい部分から入ることが多いです。