ロウ・イエ&ジャ・ジャンクー最新作を特別招待「第25回東京フィルメックス」ラインアップ発表
映画を通じて“世界”とつながる映画祭としての意義を発信し続けている「東京フィルメックス」。記念すべき第25回の開催を迎える今年のラインアップが発表された。
香港民主化デモをとらえたドキュメンタリー映画『時代革命』(第22回特別招待作品)の特別上映、いまや世界に名を知られた濱口竜介監督の初期作品『PASSION』(第9回コンペティション部門)や、気鋭の監督・奥山大史の『僕はイエス様が嫌い』(第19回特別招待作品)などをいち早く上映してきた「東京フィルメックス」。
オープニング作品は、カンヌ国際映画祭コンペティション部門でワールドプレミア上映された『Caught by the Tides』(英題)に決定。ジャ・ジャンクー監督の長年のミューズであるチャオ・タオ演じる1人の女性の人生の約20年間を、彼女の元を去った1人の男性との関係を軸に描く。
また、今年の国際審査員を務める1人、ロウ・イエ監督の最新作『未完成の映画』も特別招待作品部門で上映。特別招待作品は11本を予定している。
『未完成の映画』◆コンペティション部門は、アジアの多様な10本の新しい風が吹く!
ジョージア、パレスチナ、インド、ベトナム、シンガポール、台湾、中国、韓国の8か国で制作された10作品がラインアップ。